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まずは1歩目

※この記事はホームページに2018年6月28日に掲載したものです※

千里の道も一歩から。

息の長い更新を目指し、ゆるやかに、確実に。

10年前と比較してみると写真を取り巻く環境は激しく変化しましたね。

フィルムや印画紙の相次ぐ生産終了ウェーブ。

富士フィルムですらモノクロ感材が今年の10月で販売終了となります。

そんな時代になりつつも暗室でのプリントを楽しみつつ作品制作をしております。

仕事柄、陶芸家の方達と交流があるのですが電気窯、ガス窯が主流の中で、穴窯(薪をくべる昔ながらの窯焚き)をされる方もいます。

手間と労力は電気・ガスとは比べられないくらい大変です。

しかしプリミティブな製作工程に作り手は魅力を感じ、作品の出来栄えも偶発的な、自然の力による変化にも期待しているように思えます。

デジタルの時代に「暗室でプリント」っていうアナログな行為、という逆行具合に妙にシンパシーを感じた次第です。

あ、もちろんデジタル(電気・ガス窯)を否定しているわけではないですよ。

僕もデジタル機材はガンガン使いますしね。

思い思いの手段で写真を楽しめる、良い時代になったんだなと考えるようにしています。


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