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ハードルは下がったものの

高い湿度でモワッとする暑さの東京でございます。
こんな日はカキ氷でも食べて海の中に沈んでいたいものですね。

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えいやっ
と飛び込んだ世界でしか得られない経験、情報。
えいやっ
と飛び込めた勇気ある人へのご褒美といっても良いでしょう。
そのご褒美を大切に、かつ自分の武器にして戦ってきてた人は、後進の育成のためにこっそり教えてあげることも稀にありました。

時代は激変。

・より早く
・より簡単に
・より安く

アナログからデジタルの時代。
大袈裟ではなく、パラダイムシフトが起こったこの世界で困ったのはシフトしきれなかった人達。
どんどん仕事が減り、自活していくために我が身を切り売りし始めることに。
飛び込んだ世界でしか得られない情報を、喉から手が出るほど欲しがる外野に対して、有料で提供することになったのです。

これは結果的に、その世界に飛び込めるチャンスが増えたというポジティヴな一面もありましたが、有象無象がただただ増えていったというネガティヴな一面も露呈してしまいました。

さて、これから先、どのような世の中になるのでしょうか。

僕は僕なりに、静かに考えて進めていこうかと思っております。

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カメラマン業界以外の方に分かりやすく説明するために上記の表現になりましたが、写真関係のお仕事をされてる方には下記をお読み頂ければ伝わると思います。


昔はポジで撮影してプロラボに出して納品、お仕事終了!だったのに現在では撮影したデータをphotoshopやlightroomでレタッチして完成品を納品する(これがすげーハード)というプロラボが担ってた仕事もカメラマンがやる羽目になり、デジタルだから、という世の中の雰囲気でギャラの単価も下がった。
今までは直アシ(直属のアシスタント)に少しずつ教えていったプロの仕事上のノウハウをワークショップという形で素人からお金を取り、教える。
肝心なところ(営業スタイルや交渉、コネクションなど)は教えたつもりは無いのに、要領のいい若い子だとそこら辺をどこからともなく収集してきて気がついたらプロカメラマンに。
みるみるうちに自分の仕事が減ってきてさあ大変。
小金稼ぎのつもりがライバルを育成しちゃったってオチなんですな。

お後がよろしくないようでw


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