アルフォンス・デーケンさん (よしなしごと)
昨日の新聞で訃報を見て、初めて彼のことを知った。
終末期医療の改善、ホスピス運動の発展など、それ以前には無かった「死への準備教育」の普及に勤めた方だという。
少し前から「人の一生の良し悪しは死ぬ時で決まるのかな」などと考えていた私に、デーケン氏の「死生学」はとてもタイムリーだった。
今日の読売新聞のコラムにある。"死への考察は生を考えることでもある。「よき死を迎えるには、よく生きること」と(以下略)" そう、私が最近思っていたのは、まさにそういう事だった。
御存命時に氏の事を知っていれば、講演会などで直接お話を聴けたかもしれない。とても残念ではあるが、大学教授でもあったデーケン氏なので、おそらく優れた著作を遺されているだろう。せめてそれらを読んで、来るべき時に備えたいと思う。
合掌。
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