悲しむべきもの

死は悲しむものではない。

湊かなえさんの小説『絶唱』でトンガという南国が出てきます。

トンガで暮らす人々は死に対する向き合い方が日本とはまるで違う。

悲しむのは別れであって死ではない。

毎日、教会で祈りを捧げるトンガ人にとっては死は生から次のステージに行くという解釈らしい。

じゃあ、死は悲しくないんだね。

と今日から割り切って人生を送れたら良いのですが、長年染み付いた価値観はそう簡単に変化を許してくれません。

やっぱり悲しいものは悲しい。

今日も上手に絶望していきましょう。

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