死ぬまでにやっておきたい夢的な

「夢はーーーです!」

みたいに堂々と言える人は夢がない人と比べると早死してしまうという。

叶えてしまったときに生きる目標を失ってしまうから。

対して、夢なんてないし生きる目標とか大そうなものは持ち合わせてない、という人は失うものがない。

そう考えると、まぁ案外夢なんて無い方がマシなのかもと考える今日この頃です。

人生というものに活力を注ぐ人は羨ましいと思いながらも、心のどこかで蔑んでいる自分がいます。

人生に何も求めないようになってから、死んだ魚の目をして生きている。というのが自己分析の結果、判明しています。

それが良い悪いの話ではないけれど、明らかに変わった部分があります。

それは『幸福を味わうようになった』こと。

死んだように生きているのに、幸せを感じるというのは矛盾に満ちているように聞こえるもしれません。

お米が美味しい。

布団で寝れる。

手が動く。

一体、どうしたんだと自分でも正気を疑う瞬間があります。おそらくもう正気ではないのでしょう。

幸せを掴めるはずの夢を手放し、死に損ないは幸福を味わう。

そんな皮肉を噛み締める文月の朝。


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