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もう一度、SKE48を好きになろう第4回「坂本真凛さんを語る上でのキーワードは?」編

 もう一度、SKE48を好きになっていく為に、様々な角度からSKE48を考えていくこの企画。
 今週は「坂本真凛さんを語る上でのキーワードは?」です。
 そもそも坂本真凛さんに対して、皆さんはどんなイメージがあるでしょうか?
 それによって、だいぶキーワードが変わってくる気もしますね。
 それでは行ってみましょう。

 まずは、すずとりさんのキーワードは?

 「推」という字が7回も出てくる「推」感のお強い回答をありがとうございます。真凛ちゃんの良さが柔らかい言葉で包まれていて、僕は凄く好きです。確かに何事も全力で向き合って楽しむ感じが伝わっています。好きな人が好きなものは、ついつい好きになっちゃいますよね。あと、1枚目の写真が凄く彼女の雰囲気を捕まえていて素敵だなと思います。

 次はBJーSTARFIELDさんのキーワードはどうでしょう?

 自分が推しだった人にファンになってもらうって、どんな気持ちなんでしょう。きっと、想像がつかないぐらい幸せな瞬間だと思います。添付いただいた写真は、凄くドラマがあっていいですね。皆さんはどちらの声が聞こえてきたでしょう。入ってくるタイミングの微妙なすれ違いがあったからこそ、ただの先輩と後輩だけで包括されない何か特別な関係になったのでは、と思います。
 

 続いては、さかえさんの投稿です。

 「推しの意志を継ぐもの」。
 ううむ、これはそうそう簡単に出来ることじゃないんですが、自分が推しの分まで活躍して推しのやりたかったことを実現させていくっ凄いですよね。ふと、この回答から連想したのが、SKE48の中には途中で止まってしまった先輩たちの夢が沢山残っているかも知れません。無理にそれを継いで欲しいとは思いませんが、今、目標が見つからず、卒業しようかな、というメンバーがいたら、是非、過去の生誕祭や卒業公演の映像から夢のかけらを探してみるのも良いかも知れません。今の自分なら物語の続きを描けるかも知れないと気づくかもしません( 物語は未完がいいんだよという方の気持ちも分かります )。
 あと、3枚目の写真が素敵ですね。

 続いてかなさんはどうでしょう?

 坂本真凛さんの可愛いところと、でも心に芯を持っているからこその真面目さがコメントから伺えますね。
 48グループにいると、「ちゃんとする」をしていると、損をする時もあると思うんです。なにせ、プロデューサーがああいう人ですから「面白さ」や「珍しさ」、なんなら「危うさ」が評価されることもあります。それに比べてちゃんとするというのは、遠回りかも知れません。でも、見ている人は見ているというのは、選抜に入ったことやプリマステラからも分かりますね。逆にみんなが「ちゃんとする」をしないグループだったら、先ほど挙げた特別扱いのメンバーたちの希少性も薄まります。江籠ちゃんの時にも思いましたが、こういうメンバーが報われる時は必ず来るなと思います。
 余談ですが、STU48の兵頭葵さんもこのタイプなんですが、少しずつ報われるような仕事が来始めています。

 みなさん、ありがとうございました。


 さて、それでは僕の回答です。
 皆さんとかなり違う答えになるんですが、「和」です。
 彼女の持つアイドルとしての物語性に視点を置いた皆さんの回答の方が素晴らしいことを前提において、僕の答えを説明させてください。
 感覚的なところから入りたいと思うんですが、僕も人間なんで、アイドルによっては、「この人は自分と合わないな」という時や「なんだか観ていて疲れるなあ」という方もいます。
 しかし、坂本真凛さんからは、それを感じません。
 まるで和食のお米のようにすっと、日常の中に入ってきて、心を和ませてくれます。そういえば、フォロワーの方の記事で知ったのですが、豚汁がお好きなんですよね。その柔らかいチョイスも凄く和みます。
 日常にすっと入ってくるというと、ラジオもですね。
 僕はよく朝の支度や休みの日に部屋の掃除をしている時にラジオをかけます。真凛ちゃんもラジオという日常に溶け込むメディアに自分の番組を持っています。しかも、自分の推しであるゆめちが関係しているというから夢のようですよね。でも、ゆめちも仕事だから誰でも良かったというわけでもないと思います。彼女だから持っている魅力があるからこそ、番組を持ってもらったのではないでしょうか。ちなみに真凛ちゃんの声は、かなり分かりやすくて、他のメンバーと出ていても真凛ちゃん喋ってるな、と分かります。これはラジオ向きかも。
 そして、時々写真でするほほを膨らましながらわざと怒ったように笑う写真。照れているからかも知れないんですが、あの写真を見ると僕はとても和みます。アイドルにこんな書き方をするのも変なんですが、明日も会いたくなる感じです。親しみがあるんだけど、飽きない。まるでお米のようなアイドルです。そして、お米は和食の主役にもなれるし、おかずたちを引き立たせることもできます。
 プリマステラのセンターもしていますし、選抜メンバーの中に入っても違和感なく活躍しています。8期生という中堅ポジションにいることで後輩との共演も増えていますが、今年の生誕祭の手紙が杉山歩南ちゃんなのは驚きました。彼女に憧がれる後輩たちが出てきたのか、という時の流れと彼女の成長に対しての驚きです。
 アイドル好きの彼女だからこそ、アイドルにしかできないことをきっと知っていると思います。遠い昔、彼女がSKEやゆめちと出会い、日常が楽しくなったように、彼女のラジオを偶然聴いた誰かの毎日を彼女が今度は楽しくしているとしたら、それはアイドルとして最高の活動ではないかと僕は思います。
 今日死のうと思っていた人が、「明日は真凛ちゃんのラジオあるし、もう一日だけ頑張って生きてみるか」と思ってくれるような、ピリピリした気持ちを柔らかくするところが彼女にはあると思います。根の優しさからなのか、人の痛みを想像できるからなのか、それは僕にも分かりませんが、知らないところで彼女に救われた子が今度は、彼女が卒業した後にSKE48に現れて彼女の夢を継いでくれたら、いいなと思います。ああ、僕も気づいたら物語性に惹かれていますね。
 だったら、これからも彼女には沢山の物語が降ればいい。
 きっとその後には奇跡的に晴れて、虹が見えるから。

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