見出し画像

忘れられない1年 第6回「鎌田菜月」編

 ファンの皆様の忘れられない1年を語ってそこからメンバーの魅力を考える「忘れられない1年」シリーズ。
 今回は、SKE48の6期生である鎌田菜月さんです。
 



 ううむ、自分が苦手だと思って相手のことを見ないようにすればするほど、当然ですが、相手のことが分からなくなります。そして、勝手な想像や一方的な情報だけが頭の中に残るようになってしまう。
 それはあまりにも危険だと思い、勇気を出して苦手だと思っていた鎌田さんのことを書いてみることにしました。
 そのきっかけになったのが、しましまさんの文章でした。
 「SKEまとめろぐ!」というまとめサイトがありまして、SKE48ファンの方ならご覧になったことがある方も多いかもしれません。
 これはまとめサイト全般にいえることかもしれませんが、情報の速さと広さが凄いんですよね。今でこそ、SNSのおかげである程度の情報が運営さんのツイートなどで取りこぼしがなくなってきましたが、それでも、公式の外にある面白さをうまく拾いあげてくださっているサイトだと思います。
 その反面、狭くて深い情報が少なかったり、1年後にも繰り返し読めるものも少ないと思っていました。
 しかし、「SKEまとめろぐ!」さんの「寄稿」のコーナーは凄く面白くてですね。僕がまとめサイトに少ないなと思っていた記事が沢山あったんですよね。
 その中の一つがしましまさんの寄稿でした。
 こういう現象があるから、僕も自分の好きなものや考えたいことを発信していきたいと思います。
 ※ちなみに僕が寄稿しないのはまとめサイトのコメント欄の「治安」です。ツイッターの方が少しましな印象ですが、それでも話題によっては「治安」が悪くなることがあるので、最近はもっと治安の良いnoteの定期講読マガジンを中心に活動しています。

 さてさて、えらく話が長くなりましたが、鎌田さんを考える連載を続けて1年が過ぎましたが、改めて鎌田さんの魅力やターニングポイントについて考えるために、このシリーズのテーマに設定しました。

 それでは行ってみましょう!

2014年


 まずは、パカパカメガネ@通称カメ( @U2rw2bub91WL3Ug )さんのコメントからです。

 鎌田さんの個性の爆発ですね。
 ぐぐたすという自由な表現の場を手に入れた鎌田さんが、個性を大爆発させた年ですね。多分、「ぐぐたすの空」の選抜が少し遅かったら、選抜されていたんじゃないかという暴れっぷりでした。
 しかし、僕のようなファンはなぜか嫌悪感を抱き、それから5年ほど、彼女から目をそらし続けることになります。
 今考えると勿体ないですね。

2016年


 続いて、すー🍚🍶( @stream3919 )さんのコメントです。

 コメントの中にある「覚悟」という言葉が印象的でしてね。
 自分に「チャンスの順番」が来た時に、恐れずに前に出る選択を出来るか、お茶の間に自分の体重がさらされるという怖さがあるかもしれません、また、アンダーを上手くできるかという不安もあるでしょう。でも、そこで誰かに順番を流すのではなく、しっかりと掴みに行く。
 鎌田さんのふんわりとした外見とは逆にある内面の強さを感じます。

2017年

 まずは、あかり沢村( @rfjPMYlZcoB9Tmi )さんのコメントです。



 さらに、cozy🌛🌸( @cozy0428 )さんのコメントも合わせて紹介したいと思います。


 お二人が挙げてくださっていた初の選抜入り。
 その時の選抜発表と同期と喜びを分かち合う姿。
 そして、多くのファンの方々の祝福と拍手の音。
 ここから鎌田さんは選抜に定着していきます。
 いま思うと、選抜に入るまでの外堀をファンの方々と、きちんと埋めていきながら結果を出してきた結果ではないかと思います。
 彼女の趣味を活かした仕事のオファーもこの前後から徐々に広がっていたのではないか、と思っています。
 

2018年

 さあ、いよいよ2018年です。
 しましま( @shirasu48 )さんのコメントを読んでみましょう。
 


 SKE48の内側の世界だけではなく、外の世界で活躍する鎌田さんを知ることができる素敵な寄稿ですね。
 MCの方々は、芸能界で活躍しているプレイヤーの方ばかりで、緊張はあるものの、上手くトークを回してくれる、交通整備してくれるという安心感もあります。
 しかし、このしましまさんの書き起こしを読んでいると、鎌田さんのトーク力やその内側にある洞察力、芯の強さを感じます。相手へクリティカルに刺さる言葉を探しつつ、相手の言葉に引っ張られない強さがあるんですよね。 
 

2019年


 次は、ろどっきぃ( @ilcts720 )さんのコメントです。
 

 いつから自分の推しを推しだと認識したのか、それがはっきりとしている方もいるかもしれませんが、自然と自分の「瞳の中のセンター」になっていったというのが良いですね。
 そして、名古屋が地元のアイドルが都会に出張公演に来る大切さについても感じます。ずっと在宅で愛を育んでいくことも出来るかもしれませんが、現場に出ることでその愛が加速することもあると思います。
 その「現場」の機会をどれぐらい作ることができるか?
 オンライントーク会なんかもあるので、どう「現場」をリアルとネットで作っていくのかが、重要だと感じます。

 続いてじろう( @jiro0281 )さんのコメントです。

 

 


 ファンの方々との関係や後輩への優しい目線を感じるブログですね。
 鎌田さん自身もひょっとすると、ファンによっては「こういうアイドルであるべき」という枠に押し込められそうになったこともあるかも知れません。
 しかし、そうではないんだ、と。
 一人一人の個性は違うし、伸びるポイントや時期も変わってきます。
 ほののへの生誕祭のコメントも本当に素晴らしくて、ほののが持っている人望や信頼が伝わってくるコメントだと思います。

 

2021年


 最後はこうだひろゆき( @kouda_hiroyuki )さんのコメントです。


 これは忘れられない体験ですね。
 まさか7年前に来ていた人のことを覚えているとは、と驚きました。 
 でも、こういうことを言ってくれると嬉しくなりますね。
 コメントを読みながら、泣きそうになっていました。

 みなさんの「忘れられない1年」を教えていただき、ありがとうございました。
 確かこの連載の第1回でコメントが記事を育てていくことを書いたと思うんですが、今回の鎌田さんの回では全く別のことを発想しました。
 それは、結構、行き詰まりを感じていた鎌田さんを考える連載の2年目のアプローチについてです。
 一言でいうと、鎌田さんの中に動詞を置いてみる、ということです。
 まだフラッシュでしかできていませんが、完成を楽しみにしておいていただければと思います。
 皆さんのコメントが記事だけじゃなくて、書いている僕も育ててくれているのでは、と感じながらこの記事を終えます。





こんな大変なご時世なので、無理をなさらずに、何か発見や心を動かしたものがあった時、良ければサポートをお願いします。励みになります。