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忘れられない1年 第1回「古畑奈和」編

 SKE48のキャリアが長いメンバーになると、この1年が忘れられないとか、ターニングポイントになったという年があるのではないかと思います。
 そこで、いきなりなんですが、Twitterで皆さんのご意見を聞いてみたいと思いました。
 毎回、スタートは古畑奈和ちゃんと珠理奈で始めるのは、僕個人の中での信頼感があるからです。この二人なら大丈夫だと。
 


 古畑奈和ちゃん自身は、この経験があったから今の自分があるという経験に関して、「BUBUKA」の2021年12月号で、2014年2月から翌年5月までのAKB48との兼任を挙げていましたね。チームKでの自由な空気が今のK2とも通じると語っていました。

 それでは話を戻して、僕の忘れられない1年から。

 古畑奈和ちゃんに関しては、アメブロなどの文章を読んで行くと、彼女の誠実な人間性が伝わってくるんですが、そんな彼女が総選挙中に巻き込まれたネットの悪意。
 フェイクニュースとキャンセルカルチャーの萌芽をアイドル界で感じてしまう恐ろしい出来事でした。
 あの時、「今、こいつなら叩いていい!」「前から怪しいと思ってたんだよ」、「やらかしてない自分たちはまとも」という空気。
 僅か1日のことでしたが、僕は非常にげんなりしたのを覚えています。
 しかし、きちんと真実を明らかにしてからの逆転の選抜入り。
 K2の名曲「誰かの耳」のセンターは、シングルだとゆななですが、歌詞の世界観を考えると、奈和ちゃんがぴったりな気がします。

※ちなみに、この曲のMVって昨年公開された「マトリクスレザレクション」のあるシーンととても似ている気がします。ネットを見ていて、思考停止して脊髄反射的に動くところとか。

 2022年現在、世の中は2018年よりマシになったでしょうか?
 僕は「誰かの耳」の社会とのリンクは薄れるどころかより濃くなったように感じます。

 さて、ここからは、SKE48ファンの方々のコメントです。
 まずは、のぐち ともひろ( @skumomaro )さんのコメントから。
 早い段階から反応してくださっていて、ありがたかったです。
 本当にですね、こういう企画って動きがない時は不安になるんですよ。
 早さだけじゃないんですけどね。

 ううむ、2017年はゼロポジ討論会に参加した年ですね。
 あの時の奈和ちゃんの姿は本当に見ていて辛かったです。
 そこからの選抜入りが素晴らしかったですね。
 あえて、映像を公開したかおたんの意図を想像してみると、奈和ちゃんはこのままで終わる人じゃないという思いがあったのではと思います。

 次はコーちゃん( @_8953538929952 )さんのコメントです。

 同じく2017年を挙げてらっしゃるんですが、選挙当日を思い出させられる素敵な体験ですね。
 そういえば、沖縄は当日大雨でしたね。「東京で足止め」と書かれていることから、本来は沖縄に行かれる予定だったんでしょうか。
 僕はテレビで観ていましたが、確かカフェだとランクインメンバーが中継で来ていたという情報を難波のAKBカフェ&ショップで聞いたことがあります。
 無観客だったのが本当に残念ですが、記念の年でしたね。

 さらに北海道のしょ〜/奈和©︎ガチ恋( @Bikusuto_70love )さんの忘れられない1年です。

 すっかり忘れていたんですが、楽曲的な視点でみると、2017年ってかなり古畑奈和ちゃんにとって重要な1年なんじゃないでしょうか。オルフェスが生まれた年なんですね。
 僕は「本性」と「観覧車」が好きで、特に「観覧車」は奈和ちゃんのキャリアが進めば進むほど歌詞の意味がぐっと変わっていく気がします。
 たとえば、歌唱力NO1で優勝した時、センターになった時、卒業コンサートの時、全部違う響きが生まれる気が僕はします。
 話を戻すと「オルフェス」がその第1歩でしたね。ちなみに、僕は「オルフェス」だけを聴いた時は、毛皮のマリーズの「ビューティフル」みたいなのが良かった…と思いました。しかし、アルバムの中に置くと、最後に「オルフェス」が流れることで、凄くアルバムが綺麗にストンと落ちるんです。
 セットリストの大事さにも通じるかもしれませんが、初めて聴いた時のドレスコーズの「愛にきをつけてね」みたいなのが良かった…と思っていた僕をスリッパではたいてやりたいですね。

 ちなみに、「4me」は「えにし酒」とか「乙女酒」とかの酒番組のエンディングテーマにしてほしかったと今更ながら書いておきます。

 今度はおさちゃん( @InnocenceAlface )さんの忘れられない1年です。
 DMでいただきました。
 その時に添付していただいたメモをご覧ください。

 まず、2017年の体験は、読みながらこちらまで笑みがこぼれてきました。
 それに対して、2018年の心情の流れが、飾らない感じで僕は凄く好きでしてね。「叩く」×3が、どれだけの量か伝わってきますし、そのあとの違うやろが同じく3回繰り返されるのも良いですね。
 そこからの真実が分かった後の饒舌な表現とたとえも、それだけ奈和ちゃんだけでなく、推しの方にとっても重要な出来事だったというのがわかります。ちなみに、僕はここが好きで勢いに大爆笑しました。
 そして、選挙ランクインから解放されてきた本音。「その本音に付いて行こう」という思いも素敵ですね。
 ふと、感じたのは、「推し続けること」です。選挙中のこと、ランクイン後の「本音」のこと、感謝祭での髪切り。色々とファンの方々も心の中で奈和ちゃん像がぐらつくフェイクと、より人間味のある奈和ちゃん像の奥行きが広がった「本音」。どちらも体験した忘れられない1年かもしれません。

 次はコウ☆♪🐕前しか向かねえ( @kou_70_tyuuken )さんの忘れられない1年です。

 センターへの夢が叶った2019年です。
 僕も奈和ちゃん推しではなかったものの、「ついに報われた!」と嬉しかったです。
 しかし、僕が見えていたリーチはそこまでで、これまでのセンターと比べるとテレビ出演がほとんど無かったというのが悲しいですね。せめて「Mステ」のような48グループ以外のファンの方にリーチできる音楽番組に出られていれば、という気持ちがあります。
 グッズに関しても意識してなかったので、ちょっと調べてみたんですが、確かに顔写真とかではなくて、文字が書かれたものばっかりだったんですね。
 曲も好き嫌いあると思いますが、僕はライブの1曲目に「FRUSTRATION」が来ると凄く嬉しいですし、アイドル曲を聴かない層の人にもリーチできる曲だと思います。
 嬉しいだけではない、ファンの方ならではの忘れられない1年ですね。

 続いてあやにゃー (彩奈)( @MALXzpk6kx9lvL4 )さんの体験です。
 

 ここまでは奈和ちゃんについてのことが中心でしたが、思えばファンの方の経験としても、忘れられない1年という視点があるな、と思いましてね。奈和ちゃん自身もセンターになった記念の年でもあり、ご自身にとっても忘れられない1年ができたということですね。
 推しとの思い出がつまった年、皆さんもあるのではないでしょうか?
 

つづいてミンツ( @loveoforegon )さんのコメントです。

 総選挙やセンターという48グループ内のことではなく、その外での活躍が見られたのも2019年でしたね。
 奈和ちゃんの乙女酒シリーズは、毎週ブログで感想を書いていましたが、お酒を呑めない僕にもお酒文化の豊かさを感じさせてくれる素敵な番組だったと思います。
 アイドルに興味がないけれど、お酒好きの職場の方にこの番組をおすすめしたのを覚えています。
 SKE48としての奈和ちゃんを知らなくても、「ああ、あの番組に出ている人ね!」という人をどれだけ増やせるかも大事だと思います。
 ちなみに、僕が今行っている床屋のご主人は、サックスを吹くジャズ好きの人なんですが、練習中に音に行き詰ると「Sax World」の動画を観るそうです。
 なので、「ああ、あのサックス上手なアイドルの子ですね」と認識しています。最近、JAZZの名盤を貸していただく御礼にSKE48の曲を紹介しています。その中で評判が良かったのが「FRSUTRATION」と「いきなりパンチライン」の2曲でした。この辺りは、アイドル曲が好きな方たちと好みは分かれるしれませんが、「聴く」ということや「演奏する」という観点にシフトすると、また違った面白さがあるかも知れません。

 話がどんどんズレてしまいました。 
 48の中だけではなく様々なカルチャーの中に奈和ちゃんがいる場所が増えればいいな、と思っております。
 

 2017、2018、2019と来ましたが、最後はココイチ( @Kq5Tly )さんのコメントです。

 ううむ、アルティメットな答えですね。
 確かに奈和ちゃんに関しては、ブログで書いていると、毎年トピックになる出来事があるんですよね。
 果たして、2022年は奈和ちゃんにとってどんな1年になるのか?
 昨年は舞台でのアクションが印象的でしたが、今年はどんな活躍をするのか?
 もし、また奈和ちゃんがセンターに立つとするならば、彼女の歌唱力を活かせる「金の愛、銀の愛」、「はじまりの歌」みたいなじっくりと聴ける曲が来てほしいなと思っております。
 ううむ、初回だったので、探り探りながらでしたが、みなさんのコメントのおかげでなんとか形にすることが出来ました。
 メンバーの活躍、メンバーとの関係、様々な視点から書けそうですし、そこから今まで知らなかったメンバーの一面や、ファンの方々の思い出を知ることが出来ればいいなと考えております。
 コメントをくださった皆さん、ありがとうございました。
 ちなみに2022年2月21日に追加で書きました。
 コメントをいただいて、記事にして終わりではなくて、更に読者の方の新しいコメントで記事が育つ。理想的な形になってきました。

奈和ちゃんについて書いた過去の記事はこちら!



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