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忘れられない1年 第9回「水野愛理」編

 アイドルを推していて忘れられない1年がきっとあると思います。その1年を知ることで、そのメンバーの新しい魅力を発見したり、その良さの理解が深まったりするんじゃないか、と始めたこの企画。
 第9回は、チームK2のドラフト2期生、水野愛理さんです!

 先週はドラフト2期生のまーやんを取り上げたので、ドラフト2期生が連続しますね。さあ、彼女の忘れられない1年を見ていきましょう。

 期待の大器だった彼女が、「ついに選抜総選挙にも入った!」という喜びとランクインして歌うことになった曲が、当時の愛理への期待とリンクしていて、僕はとても好きです。
 

4分34秒頃に彼女の夢が書いてありますね。
この夢は是非、叶えて欲しい。

 それでは、ファンの方々の忘れられない1年を見ていきましょう。

2021年


 まずは、あかり沢村( @rfjPMYlZcoB9Tmi )さんのコメントから!


 ううむ、この時は、時代が愛理に追いついた!という感じがしましたね。
 ちょっと、MVも観てみましょう。

 先ほどの「波が伝えるもの」とは全く違う世界観ですね。
 初見の時は、後ろのモニターの演出がとにかく派手だなあ、ぐらいの印象だったんですが、1分30秒ぐらいでちょっとだけ目を開く愛理がカッコいいんですよね。派手な動きで魅了するんじゃなくて、ちょっとした目の動きでハッとさせるところに彼女の可能性を感じます。
 
 同じく2021年を挙げてくださっているのは、BJ-STARFIELD(BJ スターフィールド(ナウルと同い年)( @174cd7adeefc43f )さんです。

 そういえば、Bkack Pearlだけではなく、プリマステラの経験もあるんですよね。
 

 1分21秒ぐらいの表情とポーズが良いですね。
 さっきのBlack Pearlとは違ったアプローチですね。
 そういえば、どちらも入っているのは、愛理だけですね。
 コメントにもありましたが、普段はチームの違う珠理奈と関われたのは大きいですね。これがこれからの生写真などの撮影仕事に活きてくるのかな、と思います。
 芯の強さについては、ゼロポジ後のスペースでのコメントだったり、翌朝のSHOWROOM配信でも伝わってきますね。ちなみに、「竹中さんとか瑠華さんとか、他の大人の人とかスタッフさんとかが、そういうこと言うのはわかるけど、同じ土俵に立ってファンの人が『愛理はもっとこうした方が良い』、『こういうところがダメだ』とかツイートみましたけど、昨日。あのー。どちら様状態というか、同じ目線で語られたくなさ過ぎて…」、「尊敬できる人とか関わりがある人の意見って尊敬すべきじゃん?」というコメントなんかを聞いていると、本当に芯が強いんだろうな、と感じます。
 ただ、上記のことに関しては、どちらの気持ちもわかるんですよね。
 「ファンの人達はアドバイスってマジしなくていいと思う」という言葉は「評論家目線のファンからのコメント」に対して、「メンバーが疲れている」というのはひょっとすると、他のメンバーの気持ちも代弁してくれているのかな、とも感じました( 実際にその後のコメントで傷ついているメンバーがいることを言ってましたね )。
 そして、「スルーできないし、したくない」という言葉や、「自分のファンの前だと言えるけど、昨日のスペースとかだと日和っちゃう」という言葉から不器用さも感じます。
 こう書くと上から目線に聞こえるかも知れませんが、「アイドル」という職業の中でも素直に自分の言葉で生きていこうとする姿勢に、「そんな彼女の理解者でいたい」と感じるファンの方も多いのではないでしょうか?
 なんとなく、このやり取りは9mm Parabellum Bulletのデビュー曲を思い出しました。

2021年~2022年


 Becauseどっちつかずchamy3(本人。インスタはやってません)( @ac38040 )さんは、これまでを振り返りつつ、今年を挙げてくださっています。
 

 「過去一番の破顔」が想像するだけで羨ましいですね。
 僕も何故、今回の忘れられない1年で水野愛理を選んだかというと、多分、今年の水野愛理は絶対に面白くなる、と思っています。
 つい最近まで少しおとなしくしていた「作った水野」ではなく、素直に頑張る彼女がどんな道を作っていくのか、楽しみです( その背景には自分のことを怖いと思うのでは、という配慮からだと語っていました )。
 「数の理論」と「なりたい愛理」の反比例は、なかなか大変だとも思います。でも、「会いに来てくれる人には大好きを伝えていくつもりなので」というやっぱり根本の優しさや誠実さは持ち続けているんだなあ、と感じます。
 
 「自分のファンに対する愛を伝えられたらアイドルだって思うんだけど」と同日の配信の中で語っていましたが、彼女が「愛を伝えられる場所や機会」がどれだけ増やせるか、もっというと彼女のことを好きになってもらえる仕事をどれだけ持ってこられるかが問題になってくるかと思います。
 個人的には、今年の前半はユニット単位での活躍が印象的だったので、単独での外仕事なんかも見てみたいですね。
 たとえば、演技関係の仕事。
 映画「ドライブマイカ―」の中に出てくる物語に自分のセリフだけでなく身体すらも仮託していくことで、にじみ出てくる自分らしさ。
 ソロプレイヤーとして学んだことをまたチームやユニットに持って帰ることで、より表現力が上がっていくのでは、と思っています( 成功例としては古畑奈和ちゃんとかそうですよね )。

 色々と書きましたが、今、水野愛理は「角を曲がる」ところだと思います。

  「私は江籠さんでもゆななでもない。王道アイドルにはなれない」と語った言葉は、人によってはわがままにも聞こえるかも知れません。でも、もう作らずにそのまま進んでいくことを選んだのなら、2022年の水野愛理も理解していきたいし、まだ彼女に夢を見たいと僕は思います。

※以前、彼女について書いた記事はこちら!

 記事を書いている間、ずっと聞いていた曲を貼ってお別れです。
 「優しい歌を歌いたい 拍手は一人分でいいのさ それは君のことだよ」


こんな大変なご時世なので、無理をなさらずに、何か発見や心を動かしたものがあった時、良ければサポートをお願いします。励みになります。