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あなたにとって「青空を見上げるな」はどんな曲?

はじめに



 皆さんは、なきむし見習いシンガー加藤結さんをご存じでしょうか?
 元SKE48の10期生で、現在はゼロイチファミリア所属で歌手活動を中心に頑張られています。
 先日、彼女の2曲目のオリジナル曲の製作が決定しましたが、1曲目のオリジナル曲「青空を見上げるな」も名曲でしてね。
 今日はこの「青空を見上げるな」について皆さんと考えていきたいと思います。
※まだ聴いたことが無い方は、是非こちらから。

 
 まず、Xで募集をしました。
 ご協力いただいたあらーずの皆さん、ありがとうございます。


 まずは、僕にとって「青空を見上げるな」とは、どんな曲かというと、「定点観測」です。
 はい、コアなSKE48ファンの方ならピンときましたね。
 これは、秋元康さんが松井珠理奈さんに「思い出以上」というどう考えても中学生に歌わすには、歌詞が大人過ぎるという曲を公演のソロ曲で書いた時に言った言葉です。
 やがて、大人になった松井珠理奈さんは、この曲の世界観に年齢が追いついてパフォーマンスも最高の状態に持っていきます。長い間松井珠理奈さんを観てこられた方は、曲を通して彼女の成長の日々を感じたのではないでしょうか?
 「青空を見上げるな」に関しても同じことが言えるのではないかと僕は思っています。
 日本語ラップのトップランナーであるRHYMESTERがライブBlu-rayのコメンタリーで「新しいアルバム音源を収録した時は、まだ曲をお客さんの前にかけてない状態でこっちも曲を歌い慣れていないから、新しいアルバムをひっさげたコンサートのライブBlu-rayの収録は、千穐楽とかにしてほしい」ということをおっしゃっていましたが、曲は発表された後も育っていくんですよね。
 この「青空を見上げるな」がYoutubeにアップされたのが、2023年3月25日で、もう1年以上の時間が経過しました。運営の方、「1周年記念バージョン」を路上ライブとかで収録はどうでしょう?
 話を戻すと、「定点観測」ってどう感じるの?と思われた方もいるかもしれません。
 「青空を見上げるな」で各種SNSを検索してみると、加藤結さんのファンの方々がアップされた路上ライブの様子が出てくるわけです。
 その日のテロップを入れてくださっている方、歌詞を入れてくださっている方、本当にクリエイター気質の方が多いのでぜひぜひ、色々とみていただきたいのですが、まずは、どなたの動画でもいいので、まずは再生してみて欲しいです。
 全然、音源と入ってくる情報が違いますから。
 「この日の歌い方、すごく綺麗」とか「この日の『泣きたいだけ泣けばいい』の歌い方いいなあ」とか「うわ、この日は風が強いから大サビ前の歌詞がなんか合う」とか「冬は歌い終わるとヒートテックを直しがあるのか」とか様々なことが飛び込んできます。
 どんどん曲が育っていってるんですよね。
 そして、この「青空を見上げるな」はとてもメッセージ性が強い曲だと僕は思っています。こういう生き方がある、と提示してくれる歌詞と爽やかなメロディに彼女の透き通った歌声が乗ることによって、感動を生む名曲になっていると思います。
 タイトルだけを読むと、「説教をされるのでは?」と怯んだ方もいるかも知れませんが、上から目線で説教する歌詞ではなくて、こちらの目線まで降りてきてくれるといいますか、ああ、生きているとこれからに不安になることや無力感に途方にくれることもあるけれど、その時に自分の選択肢を明るい方へ導いてくれるサーチライトのような歌詞だと僕は思います。
 歌詞のラストの方に登場する「ゴールまで辿り着けば 泥だらけも誇らしい」という歌詞が、僕は好きで、いつか彼女が目指す場所に辿り着いた時、路上で歌い続けた日々を連想し、彼女だけの説得力が歌詞に乗る気がしています。多分、歌手活動の節目節目で大きな意味を持つ大事な曲になっていくと思いました。
 これからも様々な「青空を見上げるな」を観ながら、僕は彼女の物語を「定点観測」していくことでしょう。路上で咲いた花は、きっと、通り過ぎる人たちの心を少しだけ明るくすると僕は思います。

 長くなってごめんなさい。
 ここからは、皆さんにとっての「青空を見上げるな」について読んでいきたいと思います。
 
  

hiiriさん


 「決意表明でありかつファンへの応援歌」って、まさにですね。
 推しの方もファンの方も頑張るから、それぞれの追い風になるような曲だと思います。そして、好きなフレーズもいいですね。大人になればなるほど「自分に嘘をつく」方が効率よく生きられることもあると思うんですが、そんな未来を選ぶなというメッセージがかっこ良いです。

キョジンさん

 日常、なるほど。
 既に公式動画は、2.5万回再生をされていますが、ファンの方によっては毎日聴かれているかもしれませんね。ちなみに、僕は天気の良い朝にこの曲を再生して自転車に乗るのが好きです。坂道とかを走る時に頑張れるんですよね。
 日常の中にこの曲があるのって素敵ですね。


ぺけぽん乙さん

 「加藤結さん自身の生き様」という言葉も凄くしっくりきますね。誰かの頑張りの原動力になる歌があるというのは、本当に素晴らしいと思います。あの、加藤結さんのファンの方とやりとりさせていただいたことが何回かあったんですね。自分の雑誌とかウェブマガジンの企画で。共通しているのが、皆さん手を抜かない方ばかりなんですよ。もうね、凄い誠実な方が多くて。まさに「青空を見上げるな」の生き方を体現している方が多いなと改めて感じました。

おわりに


 加藤結さんのファンの方々、本当にありがとうございました。
 今回、この記事を書くために様々な「青空を見上げるな」の動画を観たんですが、その時その時の青空を見上げるながあるんですよね。ある時は背景の路上すら曲の世界を表す背景になる時もあれば、通り過ぎる人たちのざわめきまで曲のレイヤーを一つ厚くすることもあります。
 路上で花開いたこの曲が、様々な場所を旅して、いつか辿り着くところはどこか?
 僕は大きな玉ねぎに似た屋根の建物で聴いてみたいなと思いました。


日本武道館っていうらしいですよ


 それでは、またどこかの街できけますように。

 

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