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STU48兵頭葵さん縁の地を歩こう その26「お正月2023」


 この町に、アイドルヲタクが密かにくらしていることは、あまり知られていない。これはそんな町で出会った若者たちの奇跡の物語である。
(元ネタが分からない人は円谷の公式動画を観よう)

 明けましたね。
 2023年、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
 愛媛県宇和島市出身のアイドル、兵頭葵さんが今年も宇和島市に里帰りされて、素敵なスポットをSNSにアップしてくれているそうじゃないですか。
 早速、兵頭さんのInstagramをチェックしてみようじゃないですか。

 ううむ、これはどちらも宇和島市民には見覚えのある場所。
 1枚目は宇和島市の道の駅、みなとオアシスきさいや広場。
 2枚目は、同じく宇和島市の和霊神社ですね。
 昨年は雑誌の製作の為に、あまり兵頭さんおすすめのスポットに行けていなかったので、今年はなるべく行けるところは予算が許すかぎり行ってみたいと思いますよ。
 
 さて、僕の職場の近くにきさいや広場があるので、まずはここから攻めようじゃないかと、17時30分ぐらいに仕事を終えて、きせいや広場に向かいました。
 最近はすっかり冬で、この時間帯は外に出るともう夕方というよりは夜に近い感じでした。
 黄昏時ってこういう感じですかね。
 落陽の逆行で相手の顔が見えなくなる感じ。
 
 それでは早速、行ってみましょう。

黄昏時のきさいや広場


港の辺りも夜が近づいています。

 で、あいも変わらず、下調べもせずに来たので、きさいや広場が18時で閉店ということを全く知らずにきましてね。
 あきらかに「もうすぐ閉まりますよ」ムードが漂っていたので、一旦、こちらは次の日の昼休みにしようと決意!( 絆地獄たち )
 くそっ、仕方がない。
 和霊神社へ向かうことにしました。
 あの神社は24時間営業ですしね。 

たまに兵頭さんのSNSに登場するロイズもきさいや広場にはありますよ。
さらに生誕メッセージカードもありましたよ!

 自転車を走らせて5分ほどで和霊神社へ。
 ちなみに、昨年は親戚に不幸があったので、年賀状とかも今年は出してないですし、初詣もしておりません。別に神とか仏とかソー・ラブ&サンダーに出てくる神も信じていないので、特に気にせずに向かっております。 
 ただ、手とかは合わせずに撮影だけして帰ることにしました。
 撮影に行ったのは、もう三が日も過ぎてましたし、もうすぐ夜だったので、参拝客は誰もいませんでした。

まずは、手を洗いましょう。


良い感じの照明の辺り方だったので、もう1枚撮ってしまいました。

 ちなみに、今年も彩りが豊かな花手水がありましたよ。
 ううむ、ここだけ極楽みたいですね。

水に浮かぶ花が美しいですね。

 さて、静かな神社を歩いていくわけですが、気付けば、月も上がっていました。

月が小さく見えますかね。

 さてさて、階段を上がると静かな境内へ。
 なんと右手側の公式ショップ( 社務所ともいう )はまだ開いていました!

夜の境内。

 巫女さんと神主さんと、おそらく神主研究生の人がいて、なにか楽しそうに談笑しているわけです。公式ショップもひょっとすると、閉店間近だったのかも知れません。
 まずは、インスタに上がっていた絵馬を撮りましょう。
 ううむ、相変わらず今年もでかい。

躍動感あふれるウサギのジャンボ絵馬。

 そして、兵頭葵さんは、毎年絵馬を書いているので、絵馬を沢山つるしている絵馬コーナーに行きたいと思います。
 ただね。
 毎年のことなんですが、3が日の後なんでみんなが死ぬほど願いを書いているわけですよ。
 「〇〇大学に受かりますように!」とか「家族みんなが健康に暮らせますように」とか探しながらみんなの願いをみるのもなかなか良くてですね。中には「マーベルが今度こそゴールを決めてフェイズを作りますように」とか「世界の真実甲斐心愛ちゃんがSKE48のみよまるやももたんと共演したので、今年はアダム・ドライバーとかブラッド・ピットとかと共演しますように」という願いもあったかも知れません( 多分ない )。
 で、探しながら、なんとなく公式ショップからの視線も感じるわけですよ。
「なんだ、アイツ。お参りもせずに絵馬の方に行って」
「ひょっとして、去年、『雑誌が無事に刊行できますように』とかいうぼんやりした願いを書いたやつじゃないですか?」
「おい、神主研究生。もし、あと5分以上怪しい動きが続いたら、このダイレンバズーカーで爆殺しろ。神の名において許す」
 そんな会話をしているかも知れません( してない )。
 焦って探していると、ふと、天啓が。
 「つらい時には 空見上げるんだ どこかに雲を 見つけるだろう」

あった!


ちょっと引いたカメラで撮るとこんな感じ。

 なんと、今回は上にあったんですね。
 もう、兵頭さんったら、遊び心満載( 急に絵本のような文体で )。
 そういえば、元旦も雑誌の編集をしていて、観ることが出来なかったんですが、兵頭さんといえば元旦の福笑い配信ですよね。今年もやったんでしょうか。
 私は怪しくないですよ。怪しい獣と書いて怪獣じゃないですよ、というアピールの為に公式ショップでおみくじを引くことにしました。
 昔ながらのじゃらじゃらやってストンと棒が出てくるやつですね( これで伝わる人は何人ぐらいいるのか? )
 結果は小吉でした!
 じわじわと幸せが来るそうです。
 「ワイルドスピード」シリーズくらいのスピードで来ても良いんですよ。

良いことはゆっくり来るそうです。

 帰りは、ちょっと奥の階段から降ります。
 実は、宇和島城が見えるんです。

遠くに見える白っぽいのが宇和島城。


無理矢理拡大したらこんな感じ。

 はあ、今年はいよいよ雑誌の創刊号を作ったり、創刊準備号の販売かあ。
 今の職場とも年度末までの契約だし、次はどうしようかなあ、なんて暫くお城を見ながらぼんやりしていました。
 帰ろうと階段の方へ行くと、さっきよりも高く上った月が見えました。

実はここからの角度が好きなんです。
すっかり、「暗闇」の時間が迫ってきました。

 さて、翌日ですが、お昼休みにきさいや広場に向かいましてね。
 入ってすぐのかまぼこ店でじゃこ天を注文しました。
 場所は、兵頭葵さんのメッセージカードの真向かいです。
 1つ172円です。
 で、この172円を高いと感じるか安いと感じるか。
 これは普段、あなたの生活の中にどれぐらいじゃこ天があるかで変わってきます。
 ちなみに、宇和島市の某スーパーで売られているじゃこ天は3枚で100円です。
 そう、おそらくこれは高級じゃこ天の予感。
 注文する時に、兵頭さんのSNSを見てもらって、念の為に確認してもらいます。
「あっ、これはうちのですね」
 良かった。早速、作ってもらいます。
 じゃこ天はちょっと大きめの割りばしが刺さっています。
 そして、これを紙袋に入れて、更にビニール袋に入れます。
 二重に包まれていても、じゃこ天は温かいです。

こんな感じで入れてくれます。ほかほか。

 で、我が家まで持って帰って、熱々のうちに食べますよ!
 食べる前に、真正面からと横から撮っておきましょう。

正面から。


横から。

 横から見ると分厚さが違いますよね。
 で、味はというと、美味しい!
 今年の年末年始、何か料理を食べる度に「美味しんぼ」の京極さんの「こんな旨い鮎は食べたことない。いや、そやない、何十年か前に食べた記憶がある。旨い、ほんまに旨い。これに比べると、山岡さんの鮎はカスや」の物まねをひたすらして、顰蹙を買っていた僕ですが、こういう時こそ「ほんまに旨い」を使えば良かったと後悔しました。

 さて、2箇所とも宇和島駅から歩いて行ける距離にあるので、宇和島にお越しの際は是非是非、立ち寄ってみてください。おすすめのコースは、先にきさいや広場に行って、和霊神社に行くと、駅にスムーズに戻れますよ。
 
 ううむ、去年、和霊神社に行ってから早くも1年ですね。
 昨年は、兵頭さんの地元だから出来るアプローチはないか、と様々なアプローチをしてみました。
 ただ、全部、結果は残せてなくてですね。
 行政関係へのアプローチは、自分なりに手ごたえを感じていただけに結果に繋がらなかったのは、非常に残念です。
 特に宇和島アンバサダーとふるさと納税は、行けるかなあと思っていただけに悔しいです。本当に悔しい。ただ、これは公的なお金が動くことですし、民間企業と比べるとスピードも違います。
 あとは、田舎の人の文化リテラシーの差もあるかも知れません。
 そりゃ、アスリートの人の方が宇和島の顔にしやすいですし、最大公約数的な正解だと思うんですよね。実際に凄いことですし。
 それに対して「好き」とか「推し」ってなかなか数値化できないと思います( 総選挙というイベントはありましたが )。
 「選抜」とか「ユニット」っていう物差しもありますが、これが果たして公的機関にどれだけ響くのかという疑問は残ります。実は、紅白出場というカードもあったかも知れませんが、これは残念ながら落選しましたね。ううむ、行けそうな気がしたんですけどね。
 念の為、書いておきますが、行政の方々も人数が少ない中で、多くの業務をこなしていますし、ちゃんと兵頭葵さんのことを勉強してくださっていたり、アカウントをフォローしてくださっていたりする方もいます。
 ただ、まだまだ価値観って変えられないんだなあ、というのが今の僕の感想です。

 自分の作っている雑誌もまだまだ、生まれたばかりというか、世の中的には生まれてもないかも知れません。
 今年も引き続き、宇和島市での私服グラビアを目指しつつ、別のアプローチも考えてみたいと思います。たとえば、あるテーマの文章を書いてもらうこと。これはどうでしょう?
 少しずつ信用というか実績を得ながら、実現できないかなあ、と思っています。
 で、22年に学んだのは、もしかすると、民間の企業の方が動きやすいのかも知れないということです。家具のメーカーさんとのコラボイベントとか出来てましたよね。
 個人的にあのTシャツのデザイン、凄く好きです。

 僕も今年の春からの動きを考えつつ、「推し事」をどう自分の雑誌に落とし込んでいけるかを考えて行きたいと思います。

 

それにしても甲斐心愛ちゃんって可愛いよね!!


 もう、明るい性格とコミュニケーション力、最高だよね。
 笑顔になっちゃうよね。くふ、くふふ。
 はっ、待て!
 今年も甲斐心愛ちゃんにうつつを抜かしているとこういう風になるぞ!


 ふう、危なかったぜ。
 いやあ、冗談抜きで田舎だと、アイドル好きっていうとこの松坂桃李みたいな扱いを年配の方からは受けたりしますよ( 遠い目 )。
 でも、人と人の関係性って外からは分からないから勝手にレッテル貼りしていいもんじゃないと思うんですよね。
 だから、誰かを推したいという気持ちは、外から見たら理解されない時もあるかも知れませんが、信じて前に進んでいこうかな、と思います。
 今年もあなたの推し事が豊かな1年になりますように。

 

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