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【日比谷】シャンテシネ
1990年3月27日。
調べると1987年10月開館ということなのですが、翌88年にミニシアターとして異例の大ヒットを記録した「ベルリン・天使の詩」もちゃんと見に行ってます。
80年代後半のミニシアターブーム、おしゃれ映画ブームを代表する1本。
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当時、すごいCMがあったんですよ。いきなりですけど。
住友銀行のCMなんですけど、浅野ゆう子さんが一人語りするもので、「その人は**の店のパスタの茹で具合について語りました」みたいに、いまの言葉でいえば意識高い系のことを連発してたんですね。そしてその一節が「その人は、小津とベンダースの関係について語りました。私は、90年代だと思いました」。
書いてるだけで鳥肌立つくらいぞっとしますが、そんな時代でした。
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ちなみに1990年〜1993年にここに見に行ったのは、テオ・アンゲロプロス「霧の中の風景」、フェリーニ「8 1/2」(リバイバル)、アキ・カウリスマキ「コントラクト・キラー」、ビクトル・エリセ「マルメロの陽光」などでした。
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