【忘却度10%】何かいいことないか子猫チャン
1991年4月13日、テレビの録画で鑑賞。
これテレビでやってくれたときは嬉しかったなあ。まず「007 カジノロワイヤル」(ダニエル・クレイグのシビアなボンド映画でなく、67年のドタバタ映画)と、スタッフキャスト、テイストの共通点も多い、くだらなくてでもオシャレで下品なコメディであること。
上記のとおりでバート・バカラックの音楽もいいし、超モテ男のピーター・オトゥールと、その悩みを聞く精神科医がピーター・セラーズというのも嬉しい。
話はめちゃくちゃです。後にウィルメイドな良品を作りまくるウディ・アレン脚本とは思えないくらい、めちゃくちゃです。最後、みんなでゴーカートで追っかけっことかするし。
原題「What’s new,Pussycat?」もいいですが、この邦題もすばらしい。
そして私がなぜここまでこの作品を愛して覚えてるかというと、そろそろ察しのいい方はお気づきかもしれませんが、ピーター・オトゥールが広川太一郎さんだったから。
「誰かなんか言ってくださいよ、みんなおっかない顔して、ほんとにもう!」
「おーっとっとっと、ちょーっと待ってくれよ子猫チャン」
もう最高。
話自体は面白くはないですよ。念のため。
<ポスターを見てみよう>
いろんなビジュアルがあって、どれがオリジナルでどれが日本劇場公開版なのかわかりませんが、サントラとかに使われてるポップなイラストバージョンがいいですよね。
<ネットで調べてみる>
やっぱりトム・ジョーンズの主題歌が流れる、このアニメとデザインのオープニングなんて超おしゃれだよなあ。
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