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【忘却度100%】クリスマスに雪はふるの?

1997年10月13日、13:00東和試写室で鑑賞。

 お父さんを亡くしたことを知らない少女。お母さんに「お父さんはいつ帰ってくるの?」と問いかける日々。お母さんは自分の悲しみを堪えて、「クリスマスになったら、雪と一緒にお空からやってきてくれるわ」。
 クリスマスはまだまだ先のこと。お母さんはいまこの場だけでも少女をほっとさせようと、そんな嘘をついてしまいます。しかし少女はそれから、その言葉を忘れることなく、クリスマスを待ちわびるようになりました。
 そしてついに明日はクリスマス。外に出て空を見上げる少女。そこでお母さんが取った行動とは……。

 以上、タイトルから私が勝手に話を作りました。さあ、実際はどうでしょう。

<ネットで調べてみる>

 あたりまえですが全然違いました。

 南仏プロヴァンスで貧しく、つらい生活を送る7人の子供の母親。クリスマスに一家心中を決意するが、めったに降らない雪が降って、死ぬのを思いとどまる、というけっこうシビアなお話でした。

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