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【忘却度10%】ベルリン天使の詩

1990年10月12日、テレビ(おそらく「ミッドナイト・アートシアター」)の録画で再見。

 80年代後半のミニシアターブーム、おしゃれ映画ブームを代表する1本。

 私もちゃんと、公開時には日比谷シャンテに見に行きました。

 当時、すげえCMがあったんですよ。いきなりですけど。

 住友銀行のCMなんですけど、浅野ゆう子が一人語りするもので、「その人は**の店のパスタの茹で具合について語りました」みたいに、いまの言葉でいえば意識高い系のことを連発してたんですね。そしてその一節「その人は、小津とヴェンダースの関係について語りました。私は、90年代だと思いました」。

 書いてるだけで鳥肌立つくらいです。関西弁ではサブイボってやつですか。

 まあそのくらい、ベンダースというのは、インテリ&オシャレに欠かせないキーワードだったんですね。

 あ、前にも「ヴ」の気恥ずかしさについて書きましたけど、「ヴェンダース」とか書くと照れるので、ベンダースと書かせていただいております。

 それはさておき、この映画は普通に大好きです。ピーター・フォークが「そこにいるんだろう。私もそうだった」のシーンなんて、嬉しくて泣いてしまったくらい。

<ポスターを見てみよう>

ベルリン天使の詩」

 はい、よく覚えております。

 あと、ヒロインのソルベイク・ドマルタン、公開時くらいのとき、好きだった女の子になんとなく似てたんですよね。なんだこの話。

<ネットで調べてみる>

 日本資本で撮った次作と、これの続編はいらなかったなー。(暴言)


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