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【忘却度10%】ラストタンゴ・イン・パリ

1992年1月10日、レンタルビデオで鑑賞。

 これを書いてるのは2021年ですが、2019年にDVDを買って見直してるので、さすがによく覚えております。この日から再見してなかったら、忘却度50%くらいだったかな。

 やはり20代で見るのと50代で見るのはまったく印象が違って、このときはマーロン・ブランドがとにかくミステリアスで怖かったけど、いま見れば、こんなのよくいるおっさんだな、なんですよね。若い女に高圧的にいろいろ教えるけど、いざ捨てられると若い男より無様なすがりつきかたをする。

 私の話ではないですよ。たぶん。

 あと当時、アナルセックスとかバターを使うとかそんな前知識に、いろんなものが前のめりになってましたけど、そんなのいまにして思えばたいしたことないですもんね。

 私の話ではないですよ。おそらく。

<ポスターを見てみよう>

ラストタンゴインパリ

 対面座位。

<ネットで調べてみる>

 ミッキー・ロークがこの映画が大好きで「ナインハーフ」を作ったというのが納得。あれもフォーマットは一緒ですもんね。

 あと突然ですけど「ロリータ」や、「17歳の肖像」や、「マイ・フェア・レディ」の原作「ピグマリオン」も、私の中では同ジャンルです(「マイ・フェア・レディ」はラストが違うのです)。年上の男と年下の女の関係性とやがて来るその終わり、という意味で。

 私自身、何度かそのフォーマットを使って小説を書いてます。好きなんでしょうね、ずっと。


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