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【忘却度30%】ベニスに死す

1990年4月8日、友人に借りたビデオで鑑賞。

 これも意外に覚えてますね。

 ヴィスコンティ監督作。あ、でもいま主演のおじさんの名前が出てこない。

 あのヒゲ眼鏡小男の紳士が、ベニスの浜辺で見た美少年に恋い焦がれて死んじゃう話。あれ、死因は何でしたっけ。

 そういえば輸入盤のサントラLPをジャケ買いしていまだに持ってます。一度くらいしか聴いたことないけど。

<ポスターを見てみよう>

ベニスに死す

 主演はダーク・ボガードだ。「愛の嵐」の人ですよね。

<ネットで調べてみる>

 そうでしたか、ベニスに疫病が蔓延してるのに、美少年見たさに留まっていたら、感染して死んでしまうという話でしたか。

 後半、白塗りにしたり口紅をさしたり若作りをするんですが、それが逆に醜悪に見えてくるんですよね。

 若いときは、美しい映画だと思いつつもちろん感情移入などできませんでしたけど、この映画のダーク・ボガードより年を取ったいま、少しだけ彼の気持ちはわかります。ものすごい女好きなもので対象は女性になりますが、美しい女性に恋い焦がれるとか、過去にいちばん愛した女性のことだけをひたすら考えるとか、そんなことに没頭しながら人生の終わりを迎えられたら、それはそれで幸せだよなあと。

 まあ若作りメイクはしないですけどね。

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