【忘却度10%】勝手にしやがれ
1989年5月4日、ビデオで再見。
今年(2021年)、BSで再見したばかりなので忘却度は薄め。もともと、ゴダールの映画の中ではほぼ唯一、ちゃんと筋書きを覚えてて、各シーンも記憶にあったんですけどね。
この3か月前のスペイン旅行、3日ほどパリにも行ったんですけど、現地でこの映画のポスター買ったなあ。部屋に飾ってたなあ。それがオシャレだと思ってたもんなあ。
最低って、何のこと?
ってラストのジーン・セバーグの台詞を、よく当時書いてた(自主的な)エッセイに意味なく引用してみたりして、悦に入ってたなあ。こう思い出してみると私、けっこう痛い奴だったんだなあ。
<ポスターを見てみよう>
DVDとかいくつかパターンはあるけど、ジーン・セバーグがジャン・ポール・ベルモンドの頬にキスしてる写真が使われてるのが多い。
<ネットで調べてみる>
出てくるエピソード(撮影方法とか)は、当時山ほどゴダールの本とか読んでたのでだいたい知ってることばかりでした。
そういえばそうだの話ですけど、私が小学生のときに初めてテレビから流れる歌で衝撃を受けたのが、沢田研二の「勝手にしやがれ」だったのですが、この映画からタイトルつけたんですよね。そういえばそうだ。
原題(À bout de souffle)をいま、グーグル翻訳に入れてみたのですが、なぜか「日本語」を指定してるのに、出てきたのは「ブレスレス」。リチャード・ギアの本作のリメイクのタイトルが「ブレスレス」ですが、それ込みでわざわざカタカナで結果表示? まさかね。
ちなみに後でまた調べたら、最初の「À」を小文字にすると、ちゃんと日本語で「息を切らして」と出ました。