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【忘却度40%】ダンス・ウィズ・ウルブズ

1991年4月9日、日比谷映画の試写会で鑑賞。

 私事ですが、ってこのエッセイが全部私事ですが、この4月から月刊のカルチャー誌の編集部で働きだします。といっても最初の1年はほぼおつかいくらいの下働きですが。

 そしてこの日、先輩編集者のおつかいで青山の大林宣彦監督の事務所へ。すると事務所のスタッフの方がなぜか、その夜のこの映画の試写会招待状をくださって、それで行ったのでした。

 ちなみに配給会社のミスなのか、マリオン(日劇?)での鑑賞予定が、おそらく定員オーバーになってしまい、急遽近くの映画館でもやるようになったのでした。そのときの私の日記。

「移動時に知り合った聖心英文科2年の子と仲良くなりお茶しようとなるが、遅くてどこも閉店。やむなく帰る」

 ああ、30年経ったいまでも、なんともったいないことをしたのだと悔やんでおります。あのときの方、よろしくかったらご連絡ください。

 以上、完全な私事でした。おつきあいいただきありがとうございます。

 映画はあれですよ、ケビン・コスナーがアメリカ原住民(いまインディアンって言っちゃいけないんでしたよね?)と交流するようになって、彼らを迫害しようとする元・自分の仲間たち(騎兵隊?)と戦うことになる話。

 いま書いてて思いましたが、この話のフォーマットって、トム・クルーズの「ラスト・サムライ」も同じですね。

 ちなみにタイトルは、酋長みたいな人が、ケビン・コスナーにつける名前です。ケビン・コスナーが狼と仲良く暮らしてたことから。

 当時、とにかくこの映画は話題で、日本でも大ヒットしました。

 1991年2月2日の「ワイルド・アット・ハート」でも書きましたが、これまでだったらこの映画、戦後すぐとかなら「狼と踊る男」、70〜80年代だったら「ダンス・ウィズ・ウルフ」とかになったと思うんですよね。「ウルブズ」って一瞬、狼のことだってわからないじゃないですか。

 このころからの、原語忠実タイトル志向、嫌いだなあ。「ミッション・インポッシブル」とかでどんどんそうなっていっちゃいますけど。

<ポスターを見てみよう>

ダンス・ウィズ・ウルブズ

 このポスターは覚えてなかったかな。

<ネットで調べてみる>

 あ、すっかり忘れてた。ケビン・コスナーは製作監督も兼ねてたんですね。

 たぶんこのとき以来見てないので、もしテレビで(ケビン・コスナーと言えばの)津嘉山正種さんの吹き替えでやってたら録画します。

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