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【忘却度10%】ロマンアルバム 伝説巨神イデオン

1991年9月25日。

 「ロマンアルバム・エクストラ48 伝説巨神イデオン」と「ロマンアルバム・エクストラ51 伝説巨神イデオン―接触編・発動編」の2冊です。

 このときは友人に借りたんですが、後に買いました。でも実は発売当時(82年ごろ)にも買ってたのです。

 さてここで限定的に共感を呼ぶ話でもしましょう。

 小学生中学生で、機動戦士ガンダム、伝説巨神イデオンという英才教育を受け、富野(喜幸)イズムを骨の髄まで叩き込まれた私。

 しかし中学くらいから、(当時は)アニメ好きというのはモテない男、ダサい男の象徴。というわけで隠れキリシタンのようにこっそりアニメを見るようになったのです。

 やがて、自分自身もアニメから卒業。せっかく買い揃えたアニメ雑誌なども処分。アニメどころかガンダム・イデオン好きですら「なかったこと」にして高校大学と生きることにしたのでした。

 そして時は流れて社会人1年目。ふとしたタイミングで親友からこんな一言。

「予備校時代、寮にテレビなくてさ。いつも電気屋の前でZガンダム見てたんだよね……」

 彼もこの話題を人前でしないように生きてたのでしたが、そこからは一気に。

 ずっと我慢してきたぶん、いかに我々が「イデオン」に影響を受けたか、どれだけ好きかを会うたびに語り合うようになったのでした。

 アニメ好きが恥ずかしくもなんともないいまの人たちには、まったくピンとこない話だと思いますが、これが私の世代のリアルでした。

 ちなみにですが、木村拓哉さんが初めてガンダムを話のたとえに使ったときのテレビをリアルタイムで見てたのですが、あれが「アニメの話を堂々としていい」という転換点になったなと私は思ってます。


<ネットで調べてみる>

 イデオンの話を始めるとこの数十倍になるのでやめておきます。

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