【スタジオ・ボイス】その2
1991年4月2日。
スタジオ・ボイスについては以下「その1」でだいたい書いてます。
辞めてから一度もオフィシャルに語ったことないですし、プロフィールなどにも絶対に書かなかったんですけど、私、この4月からここの編集部に勤務しました。
小さな会社で、編集者もたった5人で、それぞれが持ちページを担当して共同作業をすることも少なく(つまり交流もほぼなく)、新人を育てるような仕組みもなくで、はっきり言って私もすることがなく、5人の方々も私に何をさせるかわからずな状態でした。
なので最初の1〜2年のおもな業務はほぼ「おつかい」。頼まれて写真や原稿のピックアップに行くとか(当時はメールもなく、ファックスを持ってない書き手もまだいました)、デザイン事務所と印刷所を行き来するとか、そのくらい。
それでもまだやることないので、次第に勝手に書店回って販促用のレターを作ったり、編集長のゲラを先に朱入れしたり、ブツ撮りを自分のカメラでやったりと何でも屋になり、次は皆が担当したインタビューや対談などのテープおこしを引き受け(カセットテープの時代です)、さらにそれの原稿まとめもまかされるようになり。
そのくらいでようやく、特集などを何ページかを担当するようになったり、連載を持ったりするようになりました。上記の皆の下請け(?)作業も行いつつですが。
初めて一人でまるまる特集全部を担当したのは、1995年1月号(94年12月6日発売)ですが、その話はまたそのときに。
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