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【忘却度80%】六田登「海が鳴く時」

2013年5月17日。
 
 これは若いころからのモヤモヤが解消された1冊でした。
 六田登先生といえば、私には中学生のときに見てたバスケアニメの「ダッシュ勝平」。田中真弓さん(勝平)の、ぷかぷか空中に浮かんでのシュート「あ、よいしょっ」の声マネもよくしてました。
 
 あるとき、そんな六田登先生のものすごくシリアスな漫画をたまたま読んで、しかも激しいセックスシーンとかもあって、「ダッシュ勝平」しか知らなかったもので(不勉強ですいません)かなり驚きました。
 
 それから時は過ぎ、著者がどなただったかことすら忘れて、しかし頭の片隅にこびりついていたようで「あのとき読んだ、主人公が記憶をなくしてる漫画、なんだったんだろう」とずっと気になってました。
 
 そしてこのとき、ふとあれは六田登先生だと思い出し、(昔は無理でしたけど)ネットで検索しまくった結果、たぶんこの本に収録されてるのではないかと予測してアマゾンで買ったら大正解。
 私が追い求めてたのは、86年の「砂の肖像」という作品だったのでした。

<ネットで調べてみる>
 
 思わずいま、「砂の肖像」を読み返してしまいました。
 すばらしい。

 

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