出典:「琵琶湖は実は川だった?日本最大の湖にちなむ法制上の真実」(Japaaan magazine)

琵琶湖の面積は、なんと滋賀県の6分の1を占めています。ところが、河川法(日本の重要な河川について指定した法律)では、琵琶湖は一級河川「淀川水系」に属する川で、法律上の名前も「一級河川琵琶湖」とされています。
琵琶湖にはまわりにある山地から川が流れ込んでいます。野洲川(やすがわ)、犬上川、日野川、愛知川(えちがわ)、鴨川などの一級河川が100本以上注ぎ込んでいることによって豊富な水を常にたたえています。その後、琵琶湖の水は、瀬田川、宇治川、淀川となり、大阪湾へ流れ出ています。
つまり、琵琶湖はさまざまな河川の流れの途中に存在していることになり、そのように考えると琵琶湖はこれらの河川の一部である、ということになるのです。

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