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僕から見える"ONE TOKYO"

はじめまして。この度諸先輩方からアドバイスを頂き、noteを開設するに至りました。

小比賀 奨(おびか しょう)です。

2020年初めに、本田圭佑氏が発起人として設立したサッカークラブに選手として参画し、この度クラブの初代副将を務めることになりました。

普段は某五大総合商社でサラリーマンをしながら、このクラブでは現場により近い立場から組織の立ち上げに務めて参ります。

このnoteは"日々現場で感じるONE TOKYO立ち上げ期に起こっている出来事を残しておくためのもの"ですが、最初の投稿ですので簡単な自己紹介と、このクラブに入団するに至った経緯、そしてまだ1ヶ月程ですが、クラブに入団し現場に立っているからこそ見える(感じる)ONE TOKYOというクラブについて書かせて頂こうと思います。

自己紹介(略歴)

http://keio-soccer.com/official-blog/29675.html

<経歴>
ジュニア
→若葉FC
ジュニアユース
→東京武蔵野シティフットボールクラブ
ユース
→國學院久我山高校(選手権全国ベスト16)
※〜1年間の浪人期間を経て〜
大学
→慶應義塾体育会ソッカー部(インカレ全国ベスト16)
社会人
→社会人1年目は東京都2部リーグに所属している相互会サッカー部で、2年目と3年目は東京都2部リーグに所属している慶應BRBに所属しており、このクラブでも副将を務めておりました。

入団に至った経緯

サラリーマンになってからサッカーとの向き合い方については、常に考えてきました。特に社会人1年目、2年目は慣れない仕事を理解することに時間も労力も費やし、日々クタクタになり、サッカーの優先度は正直なところとても低かったです。サッカーとの向き合い方もどんどん軽薄になっていました。そんな中、社会人生活も3年目になり所属していた慶應BRBでもただの選手という立ち位置よりも、少しだけクラブを運営する立場として携わらせて頂く中で、組織をマネージメントする奥深さ、面白さを強く感じるようになりました。慶應BRBは昨年度東京都二部リーグ委員長の藤岡さんが代表を務められており、藤岡さんの元でチームビルディングに携われたことが、今思えば僕の決断の根底にはあったのかもしれません。

また今年度僕は仕事(業容としてはICT系の事業に従事)でも、新規事業開発をメインに務め、大手ディベロッパーと共同で出資をしている事業会社の新規事業の立ち上げを担当しておりました。仕事を通じて0→1の大変さ、難しさを猛烈に痛感しました。

東京都リーグでの経験、組織をマネージメントすることに対する関心、そして0→1の事業立ち上げ経験を通して感じた自らの実力不足、それをこのクラブの立ち上げに携わることでこれからのビジネスマンとしてのキャリアに活かしたい、という思いから今回ご縁もありこのクラブに入団する運びとなりました。

現場だからこそ見える(感じる)ONE TOKYO

選手たちの最初のキックオフミーティングから約1ヶ月が経ち、少しずつクラブの課題が浮き彫りになってきました。

このクラブは、サロン会員(有料で会員になり会員同士はファミリーと呼び合います)、マネージメント、選手の大きく3つの立ち位置があり、それぞれが平等にクラブの経営に携わっています。

僕自身はサロンの一会員であり、選手(副将)であり、マネージメントサイドとも密にコミュニケーションを取らせて頂いています。サロンのファミリー、発起人である本田さん、GMである乙武さん、監督である武井さん、運営責任者である奥山さんとはSNSや時にはオフラインでも現場で起こっていることをシェアし、課題に対する解決までの具体的なアプローチを相談しながら動いています。

僕は現場に近い立場だからこそ、何よりも選手ファーストでありたいと思っています。このクラブのコンセプトは10年後にJ1に所属し、世界にインパクトを与えるサッカークラブを創ることです。このコンセプト自体はとてもキャッチーでワクワクするものだと思います。僕自身もその1人です。一方でこのクラブで今プレーしている選手のうち何人がこのクラブで10年後プレーしているでしょうか。何人がこのコンセプトのためにプレーすることになるでしょうか。このクラブとこのクラブに所属している選手たちの目標は、正確には異なるのです。これこそ1番最初に現場に立つ僕が感じた課題です。選手の大半は現在大学のトップリーグでプレーしている選手、大学卒業のタイミングでJFLへの入団を断ってきている選手、海外でのアスリート生活を中断して入団を決めてくれた選手等々。その選手たちは短いアスリート生活ではとてもリスクのある東京都4部リーグのクラブを選択し、プレーすることを決断してくれています。だからこそ、クラブとしては選手たちのために一早く一つでも上のステージでプレーができる環境を整えてあげたい、そして選手たちは一早く上のステージでプレーするために、最高のチーム作りを行うための個人的な努力、チーム力向上のための組織に対するコミットを行う必要があると思っています。クラブと選手の目標が違えど、組織を前進させること、選手たちのモチベーションを維持し、さらに向上させること、これこそ僕に与えられたミッションだと思っています。

先程も申し上げたように、僕はこのクラブでファミリーの一員であり、選手であり、そして組織をマネージメントする立場として、このクラブの立ち上げに貢献していきます。

拙い文章でありながら最後までお読み頂きありがとうございました。これから不定期ではありますが、noteを更新していきたいと思いますので、スポーツクラブとしての捉え方、ビジネス•事業としての捉え方、読む方によって様々な捉え方があるかと思いますが、僕なりの意見、考えを記していきますので、また見ていただけたらありがたいです。

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