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Motivationとか。夢とか。

1回目の投稿より、少し時間が空いてしまいましたが、今回は僕が社会人になってから、最も興味/関心を持っている「Motivation」やぼんやり見えてきたについて文章に起こしてみました。少し結論まで遠回りするような文章なので、お時間の許す方は、読んでいただけたらと思います。


Motivationとは

「Motivation」という言葉。聞きなれている言葉ではありますが、改めて直訳すると動機、刺激、やる気、みたいな意味です。人ってどんな瞬間にMotivationが作られて、どんな瞬間にそれを失うんでしょうか。

実はめちゃくちゃ汚いこの下の写真は、僕の狭い部屋で、いつも起きたら目に見えるところに張ってある絵なんです。すみません汚くて。。


これは人のMotivationの構造を蛇口とバケツで図式化したものです。人は何かをきっかけに蛇口をひねられると、バケツの中にドバーっとMotivationが溜まり、バケツに穴が開いてしまうと、今度はそのMotivationは外に漏れてしまいます。穴がなく蛇口がひねられ続ければ、常にこのバケツの中は満たされ、やる気で満ち溢れることができるわけです。ではどうやれば自分や他人の蛇口をひねることができるのか、どうやれば穴を防ぐことはできるのか。こんなことを日々好きで考えたりしています。

Motivationなんか創るものじゃなくて、生まれるものだし、そんな創られたMotivationは偽物だ!!って意見、その通りだと思います。笑
僕は、Motivationは創るものというよりも、気づき、自らコントロールするものと考えています。則ち別に外的要因がなくとも、自分で見つけ、行動に落とし込める人は、もう最強だし、僕なんか全く要りません。笑

でも人間そんな簡単にセルフコントロールができて、目標や夢なんかが明確になっていて、ロジカルにその道筋も創り、行動に落とし込めている人ばかりではないんじゃないでしょうか。そもそも夢や目標さえ持てず、蛇口のある場所さえ見失っている人が多いように思います。実際僕は社会人になってから、それを強く感じるようになりました。社会に出た時はあんなに夢があって刺々しかったのに、いつのまにか自分の夢や目標さえ持てなくて、ただ社会性を身につけて話ばっかりうまくなってしまっているようで、なんかそれってとてもさみしいことだなと思います。こんな課題を解決できるような仕組みを作れたらなって思ったりしています。


OB訪問

少し話は変わりますが、コロナの影響で、オフラインのコミュニケーションがなかなか満足いくようにできなくなってしまいましたが、社会人になってから丸3年を過ぎ、ずっとやり続けていることがあります。

それがOB訪問です。OB訪問ってなんやねんって話ですが、就職活動の時に、感動したのがこのOB訪問でした。忙しいビジネスマンが、学生の僕に本気になって1時間、長い方はそれ以上時間を割いてくれ、会社をどうしたいとか、自分はどうなりたいとか、社会にこんな影響を与えたいとか、そんな熱い話をしてくれました。学生の頃OB訪問が楽しすぎて、全然知らない会社の人にも話を聞きに行ったりもしていました。何人と会ったんだろう。。ちょっともう覚えてないですが、普通は会えないような一部上場企業の役員の方や、その当時からネットでよく見るような有名なベンチャー企業のCEOや、とにかくいろんな方に会いまくって話を沢山聞かせていただきました。正直大人に会いすぎて、「あっ、この人は嘘ついてるなー、、」とか、学生ながら感じることもたくさんありました。でも時々、会話をしたそのほんの1時間弱で、「やばい。もっと部活も、勉強も、追い込んで成長しないと!!」となる瞬間がありました。まさに蛇口をひねられた瞬間でした。

その当時、小1時間の会話の中で、これほどまでに違いがあるのはなぜか?なんて考えもしませんでしたが、今思えばこの経験が僕自身、大切にしたい価値観に変わりました。社会人になってからも、僕は休日の過ごし方はサッカーや友達との飲み会等に加えて、先輩ビジネスマンにお会いすることをずっと続けてきました。また僕が学生の頃にやってもらったように、学生とも話す時間をどんなに時間がない時でも必ず作るようにしてきました。学生、社会人合わせて年間だと大体80人以上はやっていると思います。学生の頃にしてもらった恩返しってレベルだと、もうこんなに負荷が高いことできなくて、それよりもoutputを出すことで自分の考えをより整理したり深化させることが狙いだったり、あとは学生からも少しでも何か盗めないかと思っていつも話をしています。

会話を終えると、会話をしていた人が明らかに会話前より、やる気に満ち溢れているようなことが多々ありました。まさに蛇口をひねることができた瞬間です。そういう経験を重ねるたびに、少しずつこうやって僕が誰かをMotivateすることが、自分自身の興味/関心に繋がっていることに気づきました。


ONETOKYOに入った理由


少し遠回りをしましたが、実はONETOKYOに入ることを決めた理由はまさにこの点にあります。この強い個性(人)が集結する組織をMotivateできたとき、僕自身また違った考えや、価値観を手にすることができるのではないか。そしてこの多様な個性が入り混じる環境の中で、一つの方向に後押しできるような存在になる、その過程こそ何よりの成長環境になると思いました。諸先輩方からアドバイスを頂いて、最初はできるだけアカデミックな領域に頼らず、実践の場で早めから沢山の失敗をしていこうと、現場(選手たち)とサロンで様々な行動をとってみていますが、全然うまくいかないなぁと、日々壁に当たっては考え、またやってみて、を繰り返しています。特にオンラインサロンは僕が思ってる以上に様々な個性が混在している状態で、この環境の中で何ができるのか、なんて事はもう考えたらすぐに時間が過ぎてしまうこともしばしばあります。

本当に人をMotivateすることってそんなに簡単じゃないので、組織という単位(特にONETOKYOという多様な個性が混在する組織)になれば、もうまだ動かせるレベルにはなく、まだだなぁと日々痛感し、自分の無力さに苛まれます。

でもそんな中でも自分自身が目の前のことに本気になること。そして相手に本気でぶつかっていくこと。目的がどこにあって、そこに対してどう行動していくべきかを伝えるのではなく、一緒に考え引き出していく。それを繰り返すことで、少しずつ体系的/構造的にMotivationを把握することができてくるのではないかと思えるようになりました。身近な人からその人の生き方を変えていく。責任はもちろん伴いますが、これは本当に面白いなと日々感じています。

僕は、自分が所属する組織内外問わず、最終的には誰かの蛇口を見つけ、そっと捻ることができる、そんな「Motivator」になりたいです。正確には立場や人を表す言葉として適切ではないかもしれませんが、誰かの「Motivator」になることで、誰かの人生を後押しするような、そんな人間になりたいと思ってます。将来的にはそれを仕組みとして創り、より多くの人をMotivateできるような、そんな環境を創りたいと思っています。

サラリーマンになって夢を語るなんて、少なからず恥ずかしさもありますが、でも夢を語ることで自分にもプレッシャーをかけたいなと思っています。やるしかないぞ、と。何年後かにこのブログを見て、僕自身、着々と実行できているかを確かめながら、これからの人生を歩んでいきたいと思います。

冗長な文章にも関わらず、最後までお読み頂いた皆さんありがとうございました。

これからもたまに、更新しますのでぜひ読んでみてください。

全力で働き、
全力でクラブ(ONETOKYO)を運営し、
全力で「Motivator」になるために努めていきます。

以上

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