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【あの卒業生は今】清水広大さん

【あの卒業生は今】vol.25
画家になろうか迷っていたという清水さん。清水さんが画家になったきっかけや個展を開くまでの経緯をお聞きしました。

-自己紹介をお願いします。

大学3年生の時に銀座十一月画廊で行った清水広大展をきっかけに画家デビューをしました。現在は個展を中心に絵を描いています。


-なぜ桜美林大学に入学したのですか?

受験生当時は画家になりたいとはあまり思っていませんでした。しかし絵に関わる仕事はしたいとは思っていたので広く芸術分野を学べる桜美林大学に入学しました。


-大学で印象に残っていることは何ですか?

先生方との距離が近いことが印象に残っています。授業でお世話になった先生とお話をしたり、個展に呼んでもらっていました。僕が画家になりたいと思ったきっかけの一つも先生の個展です。特に嵐山先生にはお世話になりました。先生が執筆なさっている小説を頂いたり、先生も僕の個展に足を運んでくださったりしてくれました。


-社会人になって大学の経験で生きているものは何ですか?

出会った人との繋がりです。先生や同級生はもちろんですが、僕は学内アルバイトもしていたので事務室の方や個展を開く際に協力してくださったクラウドファンディングでお世話になった方との繋がりが今でも続いています。暖かく見守ってくださっていてとても感謝しています。


-卒業後の進路を教えてください。

僕は大学院に行くか就職するか、画家になろうかとても迷っていました。そのときに縁があって親戚の家にお邪魔することが決まりました。そのときに経験したことや感じ取ったことを表現したいと思い、画家の道に進むことを決めました。


-今後の目標は何ですか?

表現者として「見て作って発表」をきちっとやりたいです。大学生時代はちゃんとしたギャラリーに絵を飾りたいと思っていましたが、コラボで絵を作成したり、自分の表現がより伝わるギャラリーに飾りたいと思っています。また、変わっているというのも1つの個性だと思うので、画家としていい意味で変わった人になりたいです。

-あなたにとっての桜美林大学とは何ですか?

(広い意味で)好きな人と出会う場所です。世代を選ばずに関わり、話すことができる貴重な場所だと思います。多くの人の魂に触れる機会を与えてくれました。

-後輩たちへアドバイスをお願いします。

まずはメニューを決めて集中することです。例えば、僕は午前中はスケッチの練習、午後は人体の勉強と時間を決めて勉強をしています。多くの学生は個展を開きたいと思っていると思います。まずは自分の足で気になったギャラリーに足を運ぶことが大切です。僕は歩いて気になったギャラリーを見ていたときに話しかけられてもらい、そこから縁ができることもありました。とにかく自分の足で見てまわることがとても大切だと思います!


清水広大展
 十一月画廊
 2024年10月14日〜2024年10月26日 (休館日:日曜日)
 12:00-19:00(土曜日のみ閉館時刻17:00)
 入場料:無料
 

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