金星に縦縞を発見

2015年12月に金星周回軌道への投入に成功した金星探査機「あかつき」が赤外線で撮影した金星の様子がJAXAから公開されました。波長 2000ナノメートル(人間が見える可視光線は600ナノメートル付近)で撮影された画像で初めて、金星の南北方向の模様が発見されました。

この波長で撮影すると雲の厚さを反映した画像を得ることができます。明るい部分は雲が厚いことを示していますので、自転に伴う東西方向の大気の動きの他に、南北方向にもダイナミックな雲の形成が行われているようです。


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