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旅に出たら旅ロケに遭遇した

同い年の同僚と1泊2日で伊香保温泉に行ってきました。

目的は紅葉と温泉。

伊香保温泉といえば石段街が有名ですが、その歴史は古く戦国時代末期に武田勝頼によって温泉街が築かれた時にこの石段も築かれたといいます。

また、令和の元号の出典となった万葉集にも、伊香保の記載があり、大正時代には与謝野晶子が歌を書いたこともまた有名ですね。

大正ロマンの竹久夢二や徳富蘆花でも有名。

そしてなんと言っても上州三名湯のひとつで、上毛かるたには

 「草津温泉 薬のいで湯」
 「伊香保温泉 日本の名湯」
 「世のちり洗う 四万温泉」

と書かれています。

※ちなみに四万温泉は草津の上がり湯として江戸時代より湯治場として栄えたと言われています。最近は積善館が千と千尋の神隠しに登場する湯婆婆の屋敷のモデルと言われて有名になりました。館長さんによる館内歴史ツアーは面白いのでオススメです。お湯も最高。

伊香保の泉質は黄金の湯と白銀の湯の2種類あります。黄金の湯は鉄を多く含む硫酸塩泉、白銀の湯はメタケイ酸を含む単純泉。それぞれ、子宝の湯、美肌の湯と呼ばれています。


さて、温泉の説明はこれくらいにしておいて、今回の行程は女子温泉旅ということで非常にゆったりした行程になりました。

<1日目>

バスタ新宿から上州ゆめぐり号(高速バス)で3時間半かけて伊香保温泉へ。

着いたときにはすでに13時半を回っていたため、石段街で山菜うどんのランチ。その後伊香保神社にお参りして、ホテルへ。

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15時半にチェックインし、温泉入って、部屋でくつろいで、夕飯食べて、温泉入って、ホテルでお借りしたLast Citiesというボードゲーム(ケルトの原作と言われているドイツのボードゲーム。先日、放課後さいころというアニメでケルトは出てきました)をやって就寝。

ホテルは石段街から20分ほど下ったところにある、ホテルニュー伊香保にお世話になりました。

設備は古いけれども清潔感があり、何よりフロントのおじさまがすごく気さくで良い方なのでお勧めです。

輪投げで1本以上入るとティッシュやらお菓子やら、たくさん入ったらビールが貰えます笑

<2日目>

8時起床、8時半より朝食を摂った後温泉。

10時半にチェックアウトし、石段街下にあるコインロッカー(100円リターン式、大きいサイズあり)に荷物を預け、11時のバスで水沢観音に。立派な観音さまがおりました。紅葉も最高。

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水沢観音でお参りした後、徒歩で水沢のうどん屋街へ行き、大澤屋でランチ。

水沢うどんは、推古天皇の頃が発祥と言われています。

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その後、タクシーで食の駅に行き、お土産購入。

お土産を選んでいると、なんと、船越英一郎さんとザキヤマさんが店内に!!

船越英一郎さんはすごく礼儀正しく気さくな方で、「今日はどちらからいらしたんですか?」と話しかけられ、さらに握手までしてくださいました!!←この旅一番のハイライト

船越さんたちのロケを後にし、湯の花饅頭を買いに坂を登り、さらに石段街まで再び坂道を20分ほど歩き石段街下へ。

本当に坂道がキツいので体力に自信があって、歩ける靴で、荷物が少ないよ!という方以外はあまりお勧めしません。車かバスで戻ることをお勧めします。

そして、石段街から高速バスに乗り、バスタ新宿へ帰還。

<旅費>

宿:14440円(1泊2食付き)

食事:山菜うどん700円、水沢うどん1370円、玉こんにゃく100円

お土産:温泉まんじゅう(12個入り1箱、9個入り1箱)2000円、御朱印(伊香保神社500円、水沢観音300円)800円

交通費:高速バス5040円、水沢観音までのバス320円、タクシー2040円

1日1万円+お土産代と考えれば悪くないです。むしろ満足度高し。

伊香保温泉は老舗旅館もたくさんあり、宿次第でクォリティも値段も変わりますが、東京からの高速バスがお手頃価格で所要時間も長すぎないので、ちょっと1泊2日で温泉旅行に行くにはいい場所です。

これからの季節は雪になりますが、雪の伊香保も風情あるので、ぜひ行ってみてください。


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