映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:28 クライマックスの予感
広島地裁に入廷する原告団、弁護団のみなさんの行進を撮る。横断幕やノボリを掲げる行進は、今はあまり大きく報じられない原発訴訟を可視化させるパフォーマンスだ。
原発をとめなければならない理由は、樋口理論だけで十分だと自分は思うし、知れば誰もが思うだろう。2000年から20年間に起きた地震の加速度(ガル)と各原発の耐震基準地震動(ガル)とを見比べれば、一目瞭然、地震の当たりどころが悪ければ過酷事故に至る。極めてシンプルな理論で福島第一原発事故以外に事故が起こっていないのは単なる偶然