はじめに

まずはこんなnoteをお読み頂きまして誠にありがとうございます。

こちらのnoteは巷で話題のマーダーミステリーについて色々と書いていく感じになるであろう、そんなnoteです。


すべからくフィーリングな主観となりますので、「こいつ、マジで何言ってんだよ、わかってねえな」と思っても生暖かく見てください。論戦をふっかけられても、そんな戦いからは普通にケツまくるくらいには気を抜いて書いてます。


そもそも、マーダーミステリーって何ぞ?って方もいらっしゃるかと思うので説明をさせて頂くと、『体験型推理ゲーム』です。


ちなみに、いきなりですが、造語です。マーダーミステリーを「『体験型推理ゲーム』でしょ、知ってる!」なんて言うとみんなからポカンとされるので、言わないようにしてください。イキって僕が今造った言葉です。あながち間違ってはないと思うけど、一般的ではないです。


改めて説明。


プレイヤーたちは各マーダーミステリー作品の登場人物になりきり(いわゆるロールプレイであり、演技ではない)、ゲームに参加。性別、年齢、国籍、人種が本来の自分と違ってくるのみならず、時には人間ですらない、ゴリラが現れたりします(なんのこっちゃ)。


そして、その物語に対して提示されている『謎』を解き明かし、もしも、その『謎』を引き起こした犯人がその物語にいるならそれを明らかにするというのが主たる目的となります。


マーダーとついているので、『謎』は殺人事件の真相とその犯人当てである場合が大半ということになります。ちなみに犯人の目的は、「逃げ切り」となることが多いです。


そんなの犯人役不利じゃない?と思われる方もいらっしゃると思うが、ことはそう簡単ではないんですよ。


田中さんという犯人がいたとする。他の登場人物に鈴木さん、佐藤さん、山田さんがいてそれぞれ事件を調べているとします。しかし、実は佐藤さんは不正を働いていて、それを隠したくて調査のどさくさにまぎれてその不正の証拠をもみ消そうとするのが目的だったりする。そうすると、必然怪しい動きになってしまい、鈴木さんからは佐藤さんが怪しく見えたりする。さらには、実は山田さんは田中さんを愛していて犯行を知っていつつ、かばうことが目標の場合もあったりする。そうなると、鈴木さんが真相にたどり着くのは容易ではなくなるといった感じ。つまりは各人の思惑により、物語が二転三転する可能性があるということです。


上の例は極端ですが、まあ、どの作品でも数時間ある所要時間はあっという間に溶けてしまうくらいにら必死に推理させられます。後で真相を聞いてみると、ああ、なるほどと思うが、プレイ中にはそんな余裕はないです。


また、面白い要素は推理だけではなく、マーダーミステリーは登場人物にプレイヤーたちがなりきる……つまり、プレイヤーたちの解釈により、登場人物たちのふるまいはがらりと変わってきます。そんな者たちが集まって物語を紡ぐ……それは即ち、同じ作品をやっても回によって展開が変まったく違うものになり、オンリーワンな物語を作り出すことになります。つまり、プレイヤーたちだけの唯一無二の物語体験となるわけです。


ご興味を持って頂けましたか?

僕がこのマーダーミステリーにはまったのは正にこの唯一無二の物語体験に感動したからだ。


そんなマーダーミステリーの奥深い世界で、思ったことや感じたことを備忘録的に書いていこうと思う。お時間つぶしにでも読んで頂けたら幸いです。