【雑記】ケーキ
誕生日当日は特にそれらしいことはしていなかったんだけど、遅れ馳せに母がシャトレーゼでケーキを買ってきてくれたようでご相伴に預かった。
子供の頃は真っ先にスフレチーズケーキだったのに、今ではつい果物が乗っているものを選んじゃうんだよなあ。
あの頃は少し苦手だったホイップクリームの食感や甘みも今はむしろ大好きだし、なんならホイップクリームだけを掬って食べちゃうことだってごくごくたまにある。
人の味覚は不思議だと思うと同時に、好きになったものより嫌いになった物の方が数え易い生き方のままアラサーとして過ごしている自分がちょっと悲しい。
かといって、嫌いなものばかりに怨嗟をする人生は気に食わないので、これからも好きな物がこんなにあるんだよ、こんな所が大好きなの! と誰に向けるでもなく、この狭くて広大でもあるインターネットの片隅で喚いて回るインターネットうらびれ女として過ごして行きたいなと改めて思った。
誰がうらびれだよ。私です。
虚勢でも楽しい姿を喧伝すればそうは見えないようなので、傍目にはインターネット幸薄女くらいに見えていたらいいな。
それじゃあ私はこんな時間にあえて残しておいた白桃ケーキを食べる悪行を成してきますので、ここで失礼。
与太を語りて銭を貰いつつよろづの事につかひけり。 (尾花の血肉になったり、活動を豊かにする為に使います)