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第2回N-1グランプリを終えて

N-1グランプリお疲れ様でした!

優勝は…


おもリーヨ(まもる&しゅうや)




でした!

おめでとうございます!!!!


全体の順位は下記の通りです。


🥇おもリーヨ(まもる&しゅうや)

538点



🥈ムー子(ひーポ&亀亀)

534点


第3位 バグ八番(みそ&寝癖の宇宙)

531点


第4位 アヤの魔法(尊敬ラーメン屋&乳龍)

525点


第5位 ウンカくん(アルゴリ&ヤー)

522点

第6位 ゴー(俺風&餅月あこ)

508点



ここからは、審査員の方々のコメントをまとめていきます。

おもリーヨ

モモス(96点)

 漫才やり込んでます?企画のために組んだのではなく元々コンビなのかなと思いました。

 話の筋が通っていて、聞きやすく、テンポも良く、尚且つボケも面白かったので最高得点をつけさせていただきました。一つ一つのボケもかなり練られてますね。オチも大好きです。

 菊花賞のあと菊になるのは予想できましたが、予想できたとしても面白いことであるので良いと思います。(余談ですが、菊になるというのは天皇家の家紋は菊なこととも関連がありますね)

 舞台にも出てそうですが、出てないなら出て、さらに磨いていただいて、ご活躍を期待してます。(大事な人生なのでよくよく考えてくださいませ、社会人芸人みたいな道もあります)

 とっても面白かったです。

mann(90点)

「天皇杯を取ったら」

序盤、ツッコミがすべて「それ天皇じゃん」に帰結する割に単調さを感じさせず、話が徐々に膨らんでいくのが見事だと思いました。ツッコミが最後に菊になる点は音声漫才ならではの工夫を感じました。

余馬 (83点)

ネタバラシまでがあまり遠回しじゃないのですぐ気づいちゃいました。そこからの天皇×サッカーから出るボケも、もう少し想像できないのが欲しかったです。

純情米(92点)

天皇になるの面白いです。急に天皇になっても公務できるんだなあって思いました。うんこ杯があったらうんこになったりするんでしょうかね?

ぺるとも(95点)

めっちゃ面白かったです。大会に冠した物になるって題材がすごく良い。「天皇のツイキャスは玉音放送」とか「イレブンで国の象徴」とか、しっかり面白いセリフが要所要所にあって良かったです。オチで一番笑いました。

ハシリドコロ(82点)

【初見の感想】

下の名前に様付けで~の部分で天皇かもって先思っちゃった

絶対天皇じゃん→天皇がそんなことするかよ←ミルクボーイっぽいこと始まる?

ご公務←敬語ワロタ

イレブン揃って天皇のとこ良かったけど、このくらいのこともっと早い段階で言ってほしかった

キリンになります 何言うかわかってるからあんま面白くなかった

前半と後半でまるっきり違うくだり違うボケ方になる話題展開引っかかるかも

最後馬じゃなくて当たったやつが菊になるのかよ ←これがこのツッコミを誘導したいボケではなく整合性取れてないけど無理やり落とすためにやっただけに聞こえちゃう

82点

自然な会話は一番上手だと思った。しゃべる漫才としてテレビとかで見る漫才と大きな違いを感じずに聞いていられた。


予選の方がだいぶ良かったと思った。

ファンタジーさも込みでありえない度で言ったら予選より決勝の話の方がありえないことだけど、ただ変身するだけってそこまでインパクトがない。たとえばさらに「キリンカップで勝ったら舌が紫色になる」みたいに「〇〇賞→〇〇あるある」ってなるようにしたら予測できない部分があって聞いてられたかもしれないけど、キリンカップで勝った人がキリンになるってくだりから菊花賞のところまでずっと分かってる話を聞かされてて面白くなかった。

蹴鞠って教科書で貴族の遊びとされてるものではあるけど現代の天皇がやってるわけじゃない(と思う)から無理やり感があって、もっとリアリティを感じさせる現代の天皇家らしいサッカーっぽいものが出てきてほしかった。

あとから聞いたらツッコミが主導で「他の部員はどうなったの」とか「そんなんで天皇務まってるの」とか普通のテンションで話題変えるのちょっと違和感あったかも

ムー子

モモス(92点)

『今なんの話をしているのか?』が、話の軸が無いので、よく分からないのですが、よく分からないまま小気味良く面白い言葉が飛び出してくるので、なんの話してるかわからんけどまあええか、という状態になり面白かったです。

 おそらくあえて軸を設けないようにしてるので、野暮なことは言いたくないですが、野暮なことを言うと、ツッコミが地面に足をつけて、話を戻したり、現実のラインから外れてることを示したりするのが、伝統に則った笑いの取り方であり、便利です。

 そういったやり方を行っていた場合どうなっていたか?というもしもの話は気になるところですが、彼らは大喜利でも伝統を破壊していくタイプであったので漫才でも破壊する側に違いありませんし、そうあって欲しいので、即席で組んだだけでなくこれからも続けていくのであれば破壊者としてやっていっていただきたいです。

 あとはそうですね、出囃子を自分で言ったり、合わせる必要のない箇所をユニゾンで言ったり、楽しませるぞという気持ちが随所にあり、良かったです。



mann(70点)

「エジプトへの旅路」

登場する単語の意味の繋がりが希薄な分、音声だけで両者のやり取りを追いかけるのが困難に感じました。台本を読んでいるような口調と台本自体の荒唐無稽さが不和を起こしているように思うので、映像として体の動きと共に視聴できればまた違った印象になったかも知れません。



余馬(95点)

間とかもなくどんどん話が切り替わっていく脈略のなさとそれに合ったひーポさんの豪傑みたいな喋り方が面白かったです。そのイメージが噛み合った「待って屁出そう」「全部出しちまえ」のところでめちゃくちゃ笑いました。大舞台で見てみたい漫才だと思いました。

純情米(96点)
意味不明なこと言ってるのにスッと入ってきてすごいと思いました。NHKマツコ東京で死ぬほど笑った。ロッチ。クフ王ブス説は面白いです。



ぺるとも(91点)

何が起きてるのかわからないままずっと面白かったです。途中から辻褄諦めて楽しむことに集中しました。特にロッチのところ、何回か聞き返したけど面白い文章ってことしかわからないです。

ハシリドコロ(90点)

【初見の感想】
導入陽気でいいね

テンポ良くて展開が多くて嬉しい

エジテレ映るは?

めっちゃブスだったらどうする←急にそんなこと言うのおもしろい

90点


亀亀が無駄にハキハキしてるのが「エジテレ映るは」あたりから面白かった。

美奈代のしゃべり方がよかった。展開とか亀亀の棒読み感とかも美奈代がこんな感じであることによって全体としてうまくまとまってる気もする。聞いてて楽しい。

テンポ良くて聞いてて小気味良くて面白さが増えてた。発言と発言の間に変な間が開いてなくてよかった。テンポが良くて詰め込める分情報量が多いのも良かった。言葉遣いとかワードもよかった。

「エジプトクイズ」みたいな感じで無理やり話を変えるポイントがいい感じのタイミングで来て良かった。

何度か聞いても面白い。

ここが抜群に面白い!みたいなわかりやすい盛り上がるポイントがあったわけじゃないけど、ずっといい感じに面白かった。

予選より良かった

バグ八番

モモス(92点)

『ムー子』と近いものを感じました。点数も同じです。

 夢の話とツッコミ、というよりは実況?の二人によりリズム良く会話がなされるという漫才ですね。

 夢の話はなんでもありになってしまうので『緊張と緩和』が使えないのであまりオススメできないんですけど、この漫才には関係無いですね、そういった類の漫才では無いので。

 バグ八番さんからは、笑わせようとするパッションと、楽しませようとするスピリッツをビシバシ感じました。その黄金の精神、大事にしていってください。

mann(75点)

「昨晩みた夢」

噛んだ箇所は録りなおししても良かったのでは。既存キャラクターやワードパワーで押し込むのはハマると強いですが、どうしてもムラが出てしまうと思います。

ハリーポッターの蛇語が面白かったです。



余馬(94点)

ツッコミが一瞬ボケるとか「漫才」って漫才の中で言うメタとかって危険で、実際予選のはよくない方に作用してると感じたのですが、今回は振り切ってたので面白かったです。名前の寝癖って言葉がドジっぽいからそれみたいだとかのみそさんが滑る感じめっちゃ面白かったです。

夢の主人公が変わる、I am マキマ、デンジそれ言わねえよなどのしっかりしたボケも笑えました。

純情米(93点)

ご機嫌な夢でよかったです。マキマさんとかイーロンマスクとかが出てきて笑ってしまいました。楽しそうにふざけていてこっちも楽しくなりました。



ぺるとも(92点)

ふざけてるのに所々ボケがしっかりしていて面白かった。マリオパーティーとか。終わり方Fischer’sなのなんで?正直知らない要素もあったんですけど、全体的にテンポが良いからずっと面白いまま終わった感じがして良かったです。



ハシリドコロ(85点)

【初見の感想】

つかみいいね

録音漫才で噛むんだ

夢の主人公変わるの面白い

「わざわざ覚えてるあたり」面白かった

長いツッコミあんまりだな~と思う瞬間ある
最後微妙と思ったけどオーケーって言うの面白かった

85点


あんまりだなーと思う箇所と面白いと思う箇所が両方いくつかあった。

面白い:つかみ 主人公イーロンマスクになってる デンジ わざわざ覚えてるあたり ヘビ語喋ってみて オーケー

あんまり:部外者としての タブー 文法違う また文法を間違える ナレーター兼ツッコミのみそ エコノミー症候群になるから


面白ポイント:

「わざわざ覚えてるあたり~」が来ると思ってなかった(チェンソーマンだから近いところにはあるけど、デンジが言うと思ってないから盲点みたいな距離にあった)から面白かった
ハリーポッターの最初の要素がヘビ語喋れるなの面白かった


あんまりポイント:

光景を外から見てる人がしゃべるとき、「ルフィみたいだな」みたいな付加情報があるセリフとか、光景に対するリアクションをしゃべるとかならいいんだけど、ただ光景を説明してるだけだと「お前いらないからしゃべるなよ」って思っちゃうかも

「部外者としての~」とかナレーターとしてしゃべってるところとかに対しては一応「キモい」とか「ラジオでも録ってろ」とかのツッコミが入ってはいたけど、もっとボロクソ言ってくれないとこっちが感じてるあんまり感を面白に昇華しきれなかった。コント外に口出しするというメタっぽいことをやること自体に新鮮さはないので、このくだりが全体の中でもマイナスとして大きかった

タブー触れちゃダメですよのところ、一本漫才でズラしてきたとはいえギリギリ恥ずかしかった

文法間違えるところは完全に個人的な好みになっちゃうかもしれないけど、英語できたほうが良い場面で英語できないやつは、英語できる人があえてやってるってわかる状況とか英語できないから出鱈目に言ったことが結果的に変な意味になってるとかじゃないと面白く感じにくい


予選より好きな部分多かったけどあんまりな部分も多かった

アヤの魔法

モモス(93点)

 一つ一つの言葉を大事にしているのが伝わってきました。

 ネット大喜利の強豪同士のコンビということで、その強みを活かすにはどうしたらいいかというと、一つ一つの言葉を大喜利だと考え、最適な言葉を当てはめるということだと思います。最適な言葉を当てはめるために、幾つも候補の言葉を出して、その中から吟味して選ぶ。
 これがネット大喜利で培ってきた経験を活かせる漫才の作り方だと思いますが、アヤの魔法はそれを丁寧にやったんだろうなと言葉の節々に感じました。

 全体としても、『俳句コンテストに俳句を出す』という軸から外れておらず、その軸に沿ってボケが散りばめられており大変良かったです。

mann(85点)

「夢で見た俳句を思い出す」

両者の音量の差が少し気になりました。夢がベースになると話がぼやけがちというか、何でもありになってしまうと思うのですが、「俳句を思い出す」という軸があるおかげで筋の通った構成になっており、伏線も効いていて終始面白く聞くことができました。



余馬(86点)

ボケが架空の話を進めるタイプの漫才で、しかも夢なのでもっと飛んだ内容でもいいと思いました。伏線回収がくどく感じたので無い方がよかったかなと思いました。



純情米(92点)

夢とはいえ、出席してただけの俳句の授業で他人が詠んだ句を投稿しようとするのセコすぎたりと、終始夢見た方が自己中でよかった。途中俳句の悪口言ってました?

雪ラムネって季語としてオシャレでいいですね。笹塚さんに会いたくなりました。



ぺるとも(89点)

最初の俳句の話題から俳句そのものを考えるのではなく、俳句の組み立て方に至るまでについて話し合う展開が意外で面白かったです。

俳句そのものが完成するのも見てみたかったなと思いました。

ハシリドコロ(80点)

【初見の感想】

音量バランス悪!

なんか笑いにもなんないけど普通の会話でもない中途半端なところでボケ処理してるだけみたいなツッコミと、そのテンポが気になっちゃった

越すことあってもとぶこと←いいかも

初期にちょっとひねくれたやつがやってる←いいかも

80点


音量のバランスがかなり良くない

↑内容だけでやる漫才ならそこまで気にならないけど、二人が対等に話すしゃべくり的な漫才でテンポが悪かったりしゃべり方が意図的じゃない感じで不自然だったりすると聞いててノれないから面白く感じにくいかも

ボケるというよりは面白い設定を説明しながら広げたら面白くなるって感じの漫才になるはずだったんだと思うけど、設定もそこまで別にって感じで、展開もそこまで別にって感じだった。今あるものが悪いというよりは量が足りないだけで、もっと詰め込んで展開の量を増やせば面白くなったのかもしれないとは思う。

ツッコミが切れ味いいわけでもないけどヌルくて逆に面白いってわけでもないし、中途半端だと感じた。話すテンポが良ければその点は気にならなかったかもしれないけど、聞かせる感じでゆっくり間を取って話してるのに中途半端だったのであんまりだった。通話で録音だからだろうけど、レスポンスに微妙にラグがあるせいで、ニブい人が面白い人についていこうと無理してる時みたいに聞こえちゃう部分もあった。


予選の方が設定も広げ方もツッコミもテンポもよかったと思った

ウンカくん

モモス(90点) 

 漫才を一度も見たことない人が作った漫才ってこんな感じかも、と思いました。「二人で前に出て面白いこと喋って」と言われて出てきたらこんな感じになるんじゃないですかね。

 先人達の敷いたレールに則って無くて、それでいてあまりにも自然体で、なんなんだろうと思います。点数をつけましたが僕が試されてるような気分になりますね。

 ウンカくんがどれだけの意図を込めてこの漫才をやったのか、或いは全く何も意図が込められてないか、どっちなんでしょう。

 アルゴリさんはとてもお若いと聞きました。ヤーさんは存じませんが、同い年くらいでしょうか、お二人とも声が可愛くて邪念が全く感じられないので、ただただ楽しんで漫才をやってみただけ、であって欲しいなと思います。

 あと、最後うわーって叫んで終わるの面白いしカッコいいと思います。漫才の終わり方なんて収拾付かなくなるくらいが丁度いいですね。

mann(65点)

「芸能人は遊んでる」

何が起こっているのか状況の把握に苦心しました。



余馬(90点)

面白いボケはかなりあったけどまとまってないのが普通に笑えなさに繋がってると思いました。「ツッコミは変なことを言わない」などの基礎を意識するとより笑える漫才になると思います。アルゴリさんが叫んだ時に叫び返すヤーさんのキチガイさがすごく面白かったので、そのキャラクター性を意識した上で、序盤の台詞はむしろもっとキチガイにした方がいいと思います。これもいいけど予選の漫才が最高でした。



純情米(96点)

1000人と!?と思ったらマジで1000人いてバカすぎて笑いました。モンスターハウスでナス食ったら食中毒になりますよね。最後意味不明でよかったです。



ぺるとも(90点)

「芸能人は遊んでいる」という一本の筋があって、それがずっと掴めそうで掴めないまま、気付けばみさえとひろしが出てきていつの間にか終わってすごかった。面白かったです。終始ゼリーが揺れていたのも面白かった。



ハシリドコロ(91点)

【初見の感想】

子供が仲良さそうで面白い

細かい言い回しが不快感なく面白い

ゼリーで遊んでるの?って聞いてんの!←子供で面白い

ナスじゃねーか!←モンスターハウスとかみさえとかさんざんやってるのにここ普通にナスなだけなのおもしろい

モンスターハウスから出ていけ←モンスター
ハウスって設定生きてて面白い

終わり方オモロ

91点


声が面白かった。幼い印象があるから会話の遅さの不自然さが悪目立ちすることなく、余計なノイズについて考える必要なくスッと聞けたのが良かった。

唐突な展開に対する、ツッコミの拒否もせず乗っかりすぎもしない感じがちょうどよかった。
しゃべり方が普段の会話っぽいわけではないけれど、漫才での多少演技の入った会話として違和感なくちょうどよかった。

靴のとこなんもボケてないの何?って感じだけど、でも全箇所ボケるんじゃなくてこういう下りがあることで自然な会話感が出てていいと思う。

普通に対面とかで見る漫才と違って、動画審査の場合は動画がブツっと切れれば強制的に終わりの実感は来るし、きれいにまとめた感ってそこまで重要じゃなくて、ウンカくんのこの漫才みたいにオチにしようと思えばできる部分で唐突に終わるのも効果的だと感じた。


予選より面白かった

予選でも大きい声を出してるところがあったけど、決勝の大きい声の方が発言内容とか内容と音量のギャップの点での面白かった

ゴー

モモス(89点)

 コント漫才なんですけど、終始『犬』と『通りかかった人』のままリセットされずにオチの寸前までコントに入ったまま進んでいきました。それが悪いという訳ではないです。

 犬の鳴き声に含ませた心の声?と、変な通りかかった人のやり取りはずっと変な状態がキープされていて、ビシッとしたツッコミが入れば大きな笑いになりそうですが、ツッコミが存在せず、ずっと変なままコントが続き、最後はコントから戻って、ミステリー的なオチで終わるのですが、ミステリー的なオチが成立するための伏線が存在しておらず唐突にミステリー的なオチが登場して変でした。面白かったです。

 面白かったのですが、やっぱりツッコミがあった方が面白いのでは?と思いました。犬にツッコミをさせればいいと思います。犬がずっと犬くらいの知能のまま喋っていて変でした。犬とはいえ、人間くらいの知能で喋らせてツッコミをさせてもいいのではないでしょうか!

 あと声がお二人とも出てて良いですね、音声漫才なので判断難しいですが、舞台でやっても通る声なのでは?

mann(75点)

「犬の気持ち」

「飼い主を助けたい犬が、人間相手にうまく意図を伝えられない」というボケまくれる秀逸なコントの土台に対して、手数の面で薄味な印象を受けました。せっかくなのでレンジャーをもっと狂人にしても良かったのではと思います。



余馬(82点)

申し訳ないですが加工された高い声でのボケがつまらなく感じました。

純情米(91点)

アイデアの泉?おじさんが不気味で面白かったです。靴紐結べないレスキューのおじさんってなんなんですか。大喜利とラップのトロフィーは盗んじゃダメですよ。



ぺるとも(88点)

設定がすごい面白かったです。

俺風さんが本当にアニメの犬の吹き替えっぽい声に聞こえてきてそっから更に面白く感じました。

強いて言うならですが、ボケの数がもっと多かったら良かったと思いましたが、それでも面白かったです。



ハシリドコロ(83点)

【初見の感想】

開幕はげめがね(ボイチェン)ずるいだろ

鳴くとこ面白い

音源だけのこの形式でこういう漫才コントなんか新鮮だった

全然ボケないし突っ込まない漫才コントへんなの

83点


導入は変さが続いていて良かった

ダラダラとほのかに変な会話するだけ漫才コントで、心への引っ掛かりは大きかったけれど、それを強く面白いと感じられるかどうかは別問題で、今回はコント部分が面白い!というところまではいきにくかった。体調によって感想変わるかも。

面白いとも感動するとも思わないけど最後まで見ちゃうyoutubeショート動画を見てる時と似た気持ちだったかも。

オチは「あえて伏線回収みたいにわかりやすいオチってやつをやる」っていうことなのかもしれないけど、そこまでの段階でのこちらの気持ちの盛り上がりが足りなかったせいか、ただ急にヌルくなったと感てしまった。


予選は予選で私的な変なものを聞かされてる感覚があって面白いっちゃ面白かったけど、本選と優劣をつけるのは難しい。




以上になります。次に、ハシリドコロさんとモモスさんから全体を通しての感想を頂いているのでご紹介します。



ハシリドコロ

あたりまえの話になるけど、おもしろいか評価する上で、客観的にも評価できそうな完成度みたいな要素と自分の好みかどうかの要素があって、審査員としてどういう重みづけで評価するべきか難しいと感じた。結局自分が個人的に好きかどうかとか全部含めて点数にしました。


モモス

☆全体的に気になった点をいくつか(軽い気持ちで聞いてください)


・夢の話は『緊張と緩和』が発動しづらいので、現実の世界での出来事としてお話してもいいのではないかと思います。

 ツッコミってなかなか難しいと思うんですけど、自分の身に嫌な出来事が降りかかってきたら感情が乗ったツッコミに自然となりまして、良いツッコミになります。感情が乗ったツッコミをさせるのが良いボケと言えるかもしれません。


・ツッコミが不在というか、ツッコミに変なツッコミをさせて、話がとっ散らかってる現象が見受けられました。基本的にはツッコミはシンプルな方が効果的だと思います。不完全燃焼というか痒いところに手が届かないなという気持ちになりました。

 強い意志を持って変なツッコミをさせているのであれば貫いてください。


・ツッコミ不在と似た話ですが、お話の軸というものをもちっと大事にしてもいいのではと思いました。もちろん強い意志を持ってやっていることならいいのですが、お化けぬこさんが集めたからなのか結構多いなと。


終わりに


 点数つけるの難しかったです。本当はお笑いに点数は要らない派なのですが、大喜利でも点数つけてますし、競う以上は点数つけないと競えないので点数つけました。点数が気に食わなければ修正します!

 漫才をやってみよう!と思い、「なあ、漫才やらね?」と持ちかけ、実際に漫才をやった!時点で100点超えてます。

 あなた達は、面白い方向に向かって進んだのでとっても偉いです!面白い方向を作ったお化けぬこさんもとっても偉いです!


 まあそんな感じなんですけど、色々言ったんですけど、漫才未経験か微経験くらいを想定してちょっと偉そうに言わせてもらってますけど、めちゃくちゃ先輩とかだったりしたらすいません。

 お化けぬこさん、参加者の皆様、ありがとうございました!ほな!


最後に

以上です!結果発表でバタバタしてしまったり至らぬ点は沢山ありましたが良い大会になったのではないかなと思っています。審査員の皆さん、運営を手伝ってくださったアルゴリさん、神谷テクニカさん、そして参加者の皆さん、改めて本当にありがとうございました!


お疲れ様でした!!

※追記

ハシリドコロさんが審査の分析をしてくださったので掲載します。



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