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TikTok Live 課金について

 私、このライブ配信は専門外なのですが、最近は兼業したり移動したりするライバーさん増えてきていて、ちょっと覗いていたら気づいてしまったのでnoteにまとめます。

 TikTokもEVERY.LIVEや17Live、Pocochaなどと同様に投げ銭型のライブ配信です。そしてもらったコイン数に応じてライバーに報酬が支払われます

 課金方法もTikTokのアプリ内で課金する方法とTikTokのWebページから課金する方法の二つが用意されており、Webページから課金する方がお得ということはちょっと使ったことのある人であればご存じの方も多いと思います。

 ただ、この間見ていて気づいてしまいました。TicTokのWeb課金は日本向けの日本円での支払いと、アメリカ向けのUSドルでの支払いの二つがあります。その二つの課金画面のスクショです。

日本円払い
USドル払い

 見ればわかりますが、「USドル払いの場合はアプリ内課金に比べて31%節約」「日本円払いの場合はアプリ内課金に比べて19%節約」と日本円払いの方が値引き率が低いんです。
 これひどいですよ。
 計算すると以下になります。

70コイン=0.74ドル=105円
  → 1ドル=141.9円!!!!

 今、空前の円安で1ドル135円前後まで円が値下がりしていますが、それより円安なレートで設定されています。

 日本人からぼったくる気満々ですね。さすが中国企業。やることえげつない。

 日本からアメリカドルで課金しようとするとクレカ払いしかできません。かつ日本で発行されるクレカは外貨手数料が発生するので(おおよそ2~3%、手数料は使用しているクレカ会社に確認してください)、そこは注意がいります。
 それでも現在のレートで3%の手数料としても、1ドル139円です。まだドル払いの方が得です。
 これ今年の初めに1ドル110円とかの時で考えたらとんでもない差がでますね。

 クレカ持っている人はぜひ試してみてください。私は日本のクレカを持ってないので日本のクレカでのドル払いは試せてませんが、アメリカのクレカで日本円の支払いは通りました。

 日本からアメリカドル支払いのページに行くにはProxyやVPN、あるいはアメリカにあるホスティングサービスなどを使用してアクセス元のIPをアメリカのIPアドレスにするだけです。マイクロソフト社のWindows 365をUSリージョンで作っておくなんて手もあります。
 私はNordVPNというサービスを使用していますが、ExpressVPNなども有名で、こちらは30日間の無料お試しなどもやっています。

 VPN使っていると海外版NetFlixも見られたりと、いろいろ楽しみも広がりますので、この機会にお試しを。

 ちなみにこういうことを言うと日本のBytedance株式会社の売り上げが減って日本のライバーさんが困るんじゃないかという人が出てきますが安心してください。
 アメリカドルで買う場合も日本円で買う場合も、TikTokのコインはシンガポールにある「TikTok Pte. Ltd」という会社から購入しています。これはTikTokのコイン購入規約に明記されています。
 どちらで買っても同じ会社に売り上げがあがるので、ご安心ください。

よろしくお願いします。