17愛されるリスナーへの道2　嫉妬編

　これは昔からある話なんですけどね。
　１７ではどうしても課金できるギフターが目立ちます。そのことがうらやましいと嫉妬心にかられてギフターに対して攻撃的にでたり、ギフターが居づらい状況にを作り出してしまう場合があります。例えばこんな言動ですね。

　「俺らが投げなくてもXXさんが投げればイベント余裕でしょ」
　「〇〇ちゃんの配信はXXさんがいれば十分だから」
　「そんなに課金するとかありえん」

　まあ、三つ目とかは感嘆の意味で言っているのかもしれませんが、それでも取り方によってはギフトした側は傷つくかもしれませんよね。

　これってギフターが定着しない枠にありがちなんですよ。多くのライバーさんの枠でギフターが２～３カ月くらいで離れてしまうとかいう話があるのって、こういう言動がその枠ではリスナー達にちらちら見られるのがあります。

　前にも少しギフターが突然こなくなると言うトラブルを紹介しました。

　これにも通じるものがあるんですが、ギフターって孤独なんですよね。
　ライバーはもちろんギフターに気を使うと思うのですが、特定のギフターだけを特別扱いしてはやはり配信が盛り上がらなくなってしまいます。そのことがライバーにとってはブレーキになりますし、でもギフターが応援すればするほど他のリスナーから嫉妬を受ける。何となく居心地悪く感じ始めてしまう、なんて話をあるギフターから聞いたことがあります。

　嫉妬する気持ちはわかります。私も月に数百万円とかライバーにギフトしているギフターを見ると羨ましいと思いますし、結果として私が必死に送ったなけなしのギフトが軽く扱われたりもして、怒りがこみ上げることもあります。
　でもやはりギフターってすごく重要です。
　１７という会社自体がそういうギフターや課金ユーザからもたらされる収益で運営されています。ライバーだって収益はもちろん重要ですし、ライバーとして上に行くことで次に夢への足掛かりにしようとしているライバーもたくさんいます。ギフターがギフトを止めてしまえば、ライブ配信を続けられなくなる可能性だってあるわけです。

　１７に限らず投げ銭型のライブ配信には無課金で楽しんでいるリスナーもたくさんいます。もちろんそういう人たちもコメントなどで配信を盛り上げる重要な役割があるわけですが、そういう人達がライブ配信を楽しめているのって、重課金のギフター達のおこぼれなわけです。

　例えば１７を盛り上げる無料ギフトってあります。だいたい今はミッションスターとかもあるので完全な無課金でも1日に24コインもらえます(１７Qのクイズも入れればもっとあります)。今１７のリスナーが全世界で6千万人程度いるので、14億コインくらいが全世界では無料で毎日で配られていることになります（毎日ログインしていないユーザもたくさんいるので実際はもっと少ないと思いますけど）。
　これもライバーにギフトされ、ライバーに１７から支払われるお金の基になるわけですが、このコストってどこから出ているかというと、課金しているユーザが負担しているわけですね。そこから１７の運営コストとして支払われているわけです。
　つまり、無料ギフト推しに贈って配信楽しんでるという人はそのコインは課金ユーザからもらっているんです。

　そう考えると、自分の推しライバーさんのところにいるギフターさんたちの見方ってかわってきませんか？自分がライバーさんの配信を見て楽しむことができている、その場を提供してくれている、その無料ギフトをくれているのは目の前にいるギフターなわけです。いうなればあなたやライバーのスポンサーなんです。

　大事なスポンサーだと考えてギフターさんに接すると、嫉妬とかでおかしなことを言ったりしなくなり、ギフターさんも楽しめて、いつまでも配信を長く楽しめるようになると思いますよ。
　例えばですけど、多くのアーティストさんのライブやコンサートって必ずスポンサー企業がつくわけですよ。そしてＶＩＰ席で社長はみたり、あるいは終わったあとの打ち上げとかにもその社長は出てアーティストから挨拶とか受けてるかもしれません。サインももらってるでしょうし握手もするでしょう。
　でもその社長に嫉妬しますか？ってことですよ。しないでしょ。
　むしろそのスポンサーからの広告費があるおかげでライブチケットとかが安く抑えられているわけで、ありがたい存在なわけです。そういうことです。

　ですので、ライバーさんを応援したい、あるいは楽しみ続けたいとおもうのであれば、少しその枠にいるギフターさんへの接し方は考えてみましょうね。

　まあ、こういう事を全く気にしない、無頓着あるいは唯我独尊なギフターさんも多数いらっしゃいますけどねｗ