悪のライバーへの道 最終章
傍若無人編
悪のライバーマガジンシリーズも本章で最終にしたいと思います。これまで、こんなネタノートにお付き合いいただきありがとうございます。
さて、カルトの教祖やらテロ組織のリーダーと言われるような人たちには共通する点があります。
それはいわゆるカリスマ性などともいわれますが、彼らのそれを支えるものは何でしょうか?頭の良さとかもあるかもしれませんが、地下鉄テロを起こした宗教の教祖ってそんなにインタビューとか見ても頭よさそうには感じないですよね。
彼らに共通する、カリスマ性を支える要素は二つあります。
①議論の対象にならない
これが実はすごく大事なことになります。ツイッターなどのインフルエンサーなども共通して言われますが、議論に応じないという対応をします。彼らが言っている話が事実かとの疑いをかけられたとき、多くの人は反論をしてしまいます。ところが反論すればするほどカリスマ性は損なわれます。
重要な対応は無視する、または一笑に付すというのが彼らのカリスマ性をささえます。
たとえばカルトであれば反論者を「神の意向に逆らう愚か者」、あるいは「哀れな者」なんて言って切り伏せたりします。
これがすごく大事な対応です。議論しない、自分の権威を議論の対象にさせないこと、これがカリスマ性を与えてくれます。
②わがままである
多くの指導者と呼ばれる人は非常にわがままです。信者や支持者たちのことなんて気にもとめません。
自分が必要なことをやれと説き、そして①もあって議論にも応じません。ただ一方的に要求を突きつけます。これもカリスマ性を保つのに重要な要素です。自分が相手の上であることを示すとともに相手に考える時間を与えないんです。
「あれ?こんなことして、俺に何か意味があるんだっけ?」などと考える時間を与えたら負けです。どこまでもわがままに信徒たちを振り回します。
これはブラック企業なども同じです。とにかく忙しくして考える時間を奪い、考える力を奪っていきます。そうすることで自分の意のままに操っていくわけですね。
ここまで行くとマインドコントールは完全に完成です。
で、ライバーを振り返ってみましょう。上位にいるライバーさんたち達って実は結構わがままなんですよね。イベントとかリスナーのお財布事情なんて気にせず、このイベント参加したい、目標X百万行きたい、とリスナー達を振り回しています。
また、自分の活動について、それは問題なんじゃない?とかリスナーやファンから言われてもお構いなしに「私がやりたいの!」と押し通していきます。ファンたちには優しいけど決して甘やかさないのです。
そして深夜の長時間配信など配信時間も長くなる傾向があります。これもリスナーに余計なことを考えさせないようにする効果的な手法です。
ライバーとして伸び悩みを感じる方はこのへん見直してみると良いのではないかと思います。どうも最近ライバーがリスナーの顔色ばかりうかがっている人が増えているように感じます。リスナーに嫌われないようにと心配しているのかもしれませんが、それではやはり人々を暴力的に振り回すことはできません。
実際上位のライバー達の配信を見てみるとホントわがままですからね。
さて、今日でこれまでネタとして続けてきた悪のライバーへの道も終わりです。
ちょっとネタとしてカルトなどの洗脳術などを配信に取り入れる考えを述べました。まあうまく行くかしりませんが、他の人たちの配信がなぜ伸びているのか?説明がつく話も多いとおもいますよ。
よろしくお願いします。