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【ユニオンアリーナ】宿儺の制限について

お疲れ様です。
おばじろうです。

こんなにアツい時期に投稿失礼します。
え?何がアツいのかって?
いやいや、ユニアリプレイヤーの皆さんならもうお分かりでしょう。

時は2/11、ユニアリ界の最強が決まるんですよ!
呪術廻戦で言うなら五条悟、葬送のフリーレンで言うならゼーリエ。
最強というのはいつの時代も彼らが出てくるだけで環境を大きく変えるものです。

一体誰が、どのタイトルが、どのデッキ構築が最強になるのか!
筆者も楽しみで楽しみで本日も1日中アニメばかり見ていました!(最近はフェルンまんじゅうの可愛さに悶絶し続ける毎日です)

ユニアリの話をしろ

早く本題に行かないとフェルンが拗ねちゃう気がするので本題に入りたいと思います。

今回はついに発表された宿儺の制限検討についてお話しできたらと思います。

まずはこちらをご覧ください。

先日、ユニオンアリーナ公式HPでプロデューサーからの制限検討のコメントが公開されました。

ユニアリをここまでやってきた人は記憶に新しいであろう、アッシュのナナリー制限の再来ですね。
(正直誰もがいつかくるだろうと思ってた。。)

今回はそんな青宿儺制限検討について、制限カードの候補や歴史的背景からの制限条件の考察などを行なっていけたらと考えています。

CS見る片手間にでも読んでやってください。。

それでは、始めます。

カードの制限をなぜ行うのか

皆さんはそもそも、なぜカードの制限が行われるのかを把握していますか?

「は?舐めんなよ?」

と思ったそこのあなたには深い土下座と謝罪をプレゼントします。

そもそも、プロデューサーからのメッセージにも書かれているように、ユニオンアリーナというカードゲームは、さまざまなタイトルが異種格闘技のように戦い合えるという長所を前面に出したカードゲームなのです。

そのような長所から考えると、運営目線、1番避けたいのは1つのタイトル、ましてや1つのデッキが環境の使用率を占めるなんてことはあってはならないのです。

そこで、取れる手段は2つです。
1. 環境トップの強さに合わせて新たなカードの追加を行うことで環境のバランスをとる。
2. 環境トップに制限をかけることで、デッキの強さ、ひいては使用率にブレーキをかけ、環境のバランスをとる。

ここでは簡単のため、1番を"追加"、2番を"制限"ということにしましょう。

手段1"追加"

まず、追加についてですが、これはとてつもなく難しいことです。
直感的にもわかるとは思いますが、ユニオンアリーナの製作陣とプレイヤー、どちらが多いでしょうという話です。

いくらユニオンアリーナが面白いゲームだとはいえ、始まって1年も経っていない、制作会社にはワンピースカードという優先すべき一大プロジェクトがある状況では(そうでなくても)、明らかにプレイヤーの方が多いのです。

と、なると、数多くあるタイトルのデッキを試したり、強さを調整したり、とてつもない努力が必要になるにも関わらず、発売された途端、意図しない使用法等でプレイヤーが強い使い方を見つけてしまうことは想像せずともわかる話です。

まして、ユニオンアリーナは毎月二つ以上のタイトル追加を継続して行なっていますので、1タイトルにかけられる時間は事前貯金でもない限り概算で半月です。

15日で環境に配慮した1タイトル6デッキを組んでいると考えたら、とんでもないことだとわかりますよね?

なので、この新タイトルやvol.2の発売に関しては、ある程度手違いや意図しない環境悪化があっても仕方のないことなのです。(もちろん、起こらないような最善の注意は必要です。)

したがって、追加でできる限り努力したって環境の嫌な方向への変化は起こってしまうのです。

実際に、ユニオンアリーナの運営陣は追加による対策を大いに行なっています。
その最たるのがこのデッキです。

環境を正常な方向へと導く聖女たち
(かわいい)

アンティーカは青宿儺に対してある程度やっていけるデッキとして堂々登場しました。

これによって、アンティーカの下馬評は上がりに上がり、実際に関東B予選では決勝トーナメントのタイトルバランスはある程度のばらつきが確認されました。

これでも偏ってると思ってしまう筆者であった。。。

アンティーカは宿儺に対してなかなかやれて、他のデッキには撃ち合える程度のちょうどいいデッキでしたね。
地味に、ばらつきに大きく貢献しました。

まぁ、ユニアリ公式は追加を頑張っているんだよというお話しですね。

しかしながら今回、運営陣は青宿儺の規制検討に踏み切りました。
このことはCS前から事前に決まっていた可能性もあるとは思いますが、おそらく、CSでも決勝以外、全体の使用率はやはり宿儺が多かったのでしょう。

やはりこのゲームのコンセプト上、タイトルの偏りは許容するわけには行きません。
強い弱いの問題ではないのです。

そこで、制限のお話になります。

手段2"制限"

制限は追加と対照的にものすごく簡単な手法です。
強いカードを使えなくすればいいですからね。

制限についてはさまざまな手法がありますが、プロデューサーレターによると、ユニオンアリーナでは制限の手法を一つに決めているようですね。

それが、1枚制限です。

対象のカードをデッキに1枚しか入れられないようにする制限ですね。
この制限は簡単な制限手法の一種ですが、ある程度プレイヤーへの配慮も忘れていない、いい制限だと思います。
(制限自体が配慮に欠けていることは重々承知です。)

制限カードのパラレルを頑張って揃えた人でも1枚は入れられますからね。(無駄にはなりません。)

ただし、この制限については確実に気をつけなければならないことがあります。
それは、直前に同意のことを書いてあるのですが、デッキの価値が落ちることです。

例えば、以前はこのカードが制限されました。

いつ見ても強い。
「レストにする」の一言が入ってたら何か変わったかも

このカードはブースターパックからしかでないRカードなので、SRほどではないにせよ、ある程度希少性のあるカードです。
さらに、パラレルなんかも存在していて、アッシュが環境トップだった時代にはフルパラで揃えている人も少なくなかったはずです。

そんな人たちは制限を食らって、パラレルナナリーをどうすればいいのでしょうか?
捨てろというのでしょうか?

それが制限に伴う最大の難点、プレイヤーへの配慮の欠如です。

これがあるから、運営陣は過去の制限、および今回の制限検討を少し遅らせているように見受けられます。

ナナリーの制限の時の環境を皆さんは覚えているでしょうか?
「アッシュフォード学園は強すぎる」と散々言われた上で、大会でもアッシュフォード学園同士の決勝卓になったりとだいぶ蹂躙し終えたタイミングで制限の"検討"を行いました。

また、今回の宿儺も、愛知、宮城と宿儺が猛威を奮ってから制限の"検討"を行う判断をしました。

ここで重要なのは、ある程度蹂躙してすぐ制限ではなく、蹂躙してから検討するのです。

私はこのタイムラグを運営陣の配慮であると捉えています。

好きなキャラが強かったらそれはもちろん嬉しいですよね?
しかし、それはユニアリのコンセプトに反した現象です。
そこで、その相反する現象を一定期間、具体的にいえば1から2大会の間、許容するのです。

これにより、制限の代償をある程度軽減できています。
(筆者は制限を食らったパラレルは高めの値段で売っていいと思っています。単純計算、3人の愛あるプレイヤーがそのデッキを使ってくれるのだから。win-winです。そのようないい側面もあります。)

青宿儺の制限カード考察

さて、以上のような形で、制限の歴史的背景、必要性が確認できたと思います。

そこで、決まってしまったものは仕方ない!
青宿儺の制限カードについて考えて行きましょう!!
(この考える時間が楽しくて仕方ないんだ)

候補を挙げる上での共通認識

まず、筆者が青宿儺の制限カードを考える上での思考の条件を整理したいと思います。

まず考えるべきは、「青宿儺は何が強いのか」です。

これは端的にまとめます。
①面剥がしが多いこと。
②実質上のデッキ圧縮。
③トリガーが強いこと。
④レイド元が共通なこと。

おそらく①〜④まである程度理解していただけると思います。
一応、わかりづらいかと思われる②についてのみ解説させていただくと、悪さをしてるのはこのカードです。

宿儺の本体といっても過言。

このカードはアクティブの虎杖さえ場にいれば、デッキから1枚引いてAPをアクティブにできるので、実質、デッキに入ってないようなものになるのです。
これはつまり、デッキ総枚数をを46枚にしてデッキの再現性をわずかながら上げることができるということです。

さて、青宿儺の強みについてまとめたところで、次は「青宿儺の弱み」についてまとめたいと思います。
まぁ、これについては無いと言ってもいいくらい宿儺デッキが強いのですが、1つ、どうしようもない弱点があるのでご紹介します。

それが、虎杖が枯渇することがあるということです。

このデッキはレイド元や指ルーター、指の効果からスペシャル条件までもが虎杖悠仁です。
したがって、虎杖悠仁が場に居続けて欲しいのですが、宿儺が虎杖悠仁に乗るために、場にいる虎杖悠仁の管理が大切になります。

青宿儺の弱点については過去幾度も考えましたがやはりこれしか思い浮かびません。

そこで、制限のポイントは、虎杖悠仁の枚数を減らす。
ということになります。


思考整理の最後に、私個人的な規制の対象についての考えをお話ししたいと思います。

結論からいえば、SRは対象にならないと考えています。

理由は明確で、流石にSRを頑張って揃えた人が可哀想すぎるからです。
これは規制の代償の話ですが、ナナリーの時はまだRのカードだったから良かったのです。

SRを揃える労力はユニアリを日々楽しんでいる皆さんなら痛いほどわかるはずです。
そんな労力で揃えた思い入れのあるSRを規制するのはタイムラグがあったとはいえ流石にやりすぎだと考えています。

それに、SRを規制して弱体化させることは簡単ですからね。
運営陣には、環境のバランスを崩してしまった責任ももちろんあるわけなので、そのくらいの考えは巡らせて欲しいものです。

この意見については人によって分かれそうですが、本考察においては、とりあえず、SRの規制はないものとして考えたいと思います。

候補1: 3/1虎杖悠仁

隅から隅まで入れない理由がない超有能カード

最初の候補は制限候補筆頭の3/1虎杖です。
今回の制限対象は1から2枚とのことなので筆者はまずこのカードだけは確実に入るだろうと考えています。

このカードをが制限となれば、宿儺は必須である虎杖悠仁を大きく失うだけでなく、強力なアクティブトリガーも大きく失うことになります。
また、2個玉も減るので、その分5/1宿儺も積みづらくなり、トリガーで乗るために虎杖悠仁を控えつつエナジーを管理することも難しくなります。

また、私が最も大きいと思っているのは、2個玉の虎杖悠仁がこれのみになるということです。

強いけどいい感じの条件設定


いくら宿儺でも序盤から指をバンバン捨てれるわけではないので、少なくとも先行3ターン目にエナジー運用が難しくなることは確かです。

候補2: 2/1虎杖悠仁

指の回りをよくする便利屋

第二候補は2/1虎杖悠仁です。
正直なところ、筆者はこのカードはあまり候補として有力でないと考えています。
理由は簡単で、現状でも採用枚数2枚以下のデッキをよく見かけるからです。
「1枚になったところで変わらんやろ」ってことです。

制限が入ったところで変わるのは、指の回りが悪くなることと虎杖悠仁が減ることだけなのでダメージが少なすぎるかなと思います。

候補3: 0/1虎杖悠仁

個人的盲点No. 1

次の候補は0/1虎杖悠仁です。
個人的にはこのキャラ、結構盲点なんじゃないかと思ってます。
みんな予想してないんじゃないか?(えっへん!)

このカードを候補に挙げた理由は大きく2つ、ゲットトリガーも相まって手札に虎杖悠仁が入る可能性を大きく下げることと、序盤の指使用(特に2ターン目)を完全にシャットアウトできることです。

これって相当大きいと思ってるんですけどどうですかね?
実際、青宿儺は虎杖悠仁がいないと始まらない上に指がないと強みを出していけないので、この虎杖の制限によってだいぶ強みが出るのが遅れるのではないかと思っているわけです。
(七海軸が強くなりそうなのは内緒)

候補4: 5/1宿儺

ロロが可哀想だろ😡

最後の候補が5/1宿儺です。
これも正直可能性は低いかなと思ってる候補になります。

まぁこれも理由は簡単で、実際には2枚積みのデッキが多く、1枚になったところでそんなに変わらないし、元々5エナジーでエナジー運用を邪魔する存在ではあるので強いけど規制するほどではない、ということですね。

ただ、カードのランクがRなので、1番規制しやすい立ち位置ではあります。

あとがき

今回の記事もまぁだらだらと長く書いてしまいました。。

宿儺の規制はまぁ来るだろうとは思っていたことなので個人的にはそんなに驚きはないですね。

そんなことより、考察の余地を与えてくれたことに感謝しています!
ありがとう!運営さん!
ありがとう!宿儺!

今回の考察が当たる当たらないなど私にとってはどうでもいいことなのです。
とにかく、考えるの楽しかったぁ!

皆さんもこんなふうに新しいユニアリの流れを考察してみるのはいかがですか?

そして、ユニアリにはついに、シンギュアとトリコが追加されますね!
アツい!

今後も楽しみなコンテンツたっぷりで期待が持てます!

今はとにかく、最強決定戦をみます!
最強をこの目に焼き付けるんだ!

それでは皆さん、良きユニアリライフを!

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