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デイブ・グロールの王座を作ってみた

愛すべき男デイブ・グロールとその王座

今月はじめの出来事でした。メタリカとヒップホップが好きな友人が膝の怪我で突然の入院!そして、手術、リハビリ、退院・・・ハードな夏休みを過ごした友人とTwitterで退院後のリハビリについて話していた時のこと。

「足の怪我っていったらさ、フジロックでデイブ・グロールが王座に座って出てきたライブやばかったよね」「デイブの王座を借りられたら早く治りそう」って話で盛り上がった。そう、あの伝説の王座・・・

2015年「デイブ・グロール足の骨折!」というニュースを見て、フジロックにFoo Fightersは来ないのかと思ったら、想像の遥か上をいく凄い王座に乗って登場。さらに怪我をしたライブシーン、入院、レントゲン写真、王座の制作前のイメージ図をスクリーンに映しながら、それを弾き語りで説明していくデイブ、会場中を爆笑させて最高のライブだった。みんなの心をまた鷲掴みにしたロック界ナンバー1の良いやつ・デイブ・グロール、彼を嫌いという人とは仲良くなれねぇと思ったもんです。

そして、この後に王座は同じく足を怪我してしまったGuns N' Rosesのアクセル・ローズに貸したっていうんだから、王座の伝説は終わらない。(スラッシュとデイブの子供の学校が同じで、PTA仲間って噂を聞いたんですが、本当なんでしょうか?)

さらにその後にもOld Dominionというカントリーのバンドにも貸していたそうです。さすがデイブ、人脈が広いし、みんなと仲良しですね。

友人の怪我によってあの王座を再び思い出し、さらに延期になったフジロックの開催日に配信されるライブ動画のラインナップを見て、Foo Fightersの配信もある・・・それをきっかけに私のあの王座への気持ちが高くなっていったのです。

王座を作りたい!しかし本気でジャケ弁を作った2017

フジロックであの王座を見た後に、次にFoo Fightersが来日する時はジャケ弁であの王座を作りたい!なんて考えていたのですが、それは実行できなかった。なぜなら、全力でジャケ弁を作る事になったからです。

ちょっとした縁があり、Foo Fightersのアルバム発売に合わせて過去の全作品のジャケ弁制作という素敵な企画に参加する事になったオバッチ。思いを込めて作ったジャケ弁はこちらになります。


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もちろん新作のジャケ弁も作りました

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この時のサマソニのライブも素晴らしく、ドラムセットのバスドラにあったクリス・コーネルの写真を見て泣いちゃったり、リック・アストリーが出てきて一緒に「ネバゴナ(Never Gonna Give You Up)」歌ったり。宅録からはじまったFoo Fightersがすごいバンドになったんだ!ジャケ弁を作りながら過去のアルバムを聞いていたので、そうゆう意味でもグッと来た感動的なライブでした。

関係者のみなさま、あの時はありがとうございました。公式にもアップしてもらって感無量だったな。

そんな訳で前回の来日時には王座の事は忘れちゃっていたんですが、フジロックも延期になり、夏のイベントもライブもない、むむ、王座・・・あの王座を勢いで作っちゃおう。ジャケ弁は食べたらなくなってしまう、だから作っても無くならないものにすると決意し、私の創作意欲が燃え上がった。

よーし!夏休みの工作としてやっちゃうぞ

「デザイン=計画性」これは学生時代の教授がよく言っていた言葉。立体デザインを専攻していたので、準備をちゃんとしていないと形にならないということを学んだあの日を思い出して制作をスタート。

まずは図面を引きます、そしてプリント

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プリントした紙をカットし、厚紙、またはパネル(パーツによって使い分け)に貼る

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全てのパーツをカット

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パーツを組み立てます

完成!!!!

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スペシャルゲストも来ました

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大人になってからの夏休みの工作はこんな感じで完成しました。この王座に座ったデイブと一緒に、これから3日間のフジロックの配信を見ようと思います。

もしも願いが叶うなら、一度座ってみたいデイブの王座。Foo Fightersがライブやる時に会場内に設置して、ファンが座れるイベントやったら盛り上がりそうですね。

いつかそんな夢が叶うことを願って、フェスやライブにまた行けますように。フジロックに行けない悲しみを噛み締めてビールを呑みます!


最後にデイブのボディはこちらを使用

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バンドの公式からお礼のメッセージが来ました。最高に幸せ!




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