中小企業診断士:企業経営理論 復習ポイント
企業経営理論の復習ポイントまとめ
リソースベースドビュー
・歴史的模倣困難性と因果関係不明性からくる模倣困難性の違い
ポートフォリオ効果
・既存事業と因果関係が低い事業を組合せ、リスク分散すること
相補効果
・事業間の直接的な相互関係が要件ではない(冬のスキー場と夏のゴルフ場など)
相対的市場占有率
・自社シェア÷自社を除く最大競争相手のシェア
アライアンス
・永続的関係ではなく、穏やかな結びつき
ネットワーク外部性
・参加するメンバーが多いほど、シェア上で優位になる
成長過程の関門
・魔の川(研究→製品)、死の谷(製品→市場投入)、ダーウィンの海(市場展開)
組織のライフサイクル
・起業段階:創業者の創造性、改新性、リーダーシップにより組織統合
・共同段階:インフォーマルコミュニケーションの統制、リーダーの権限委譲時期
・公式化段階:さまざまな規制、手続きの導入、官僚化
・精巧化段階:組織の分割・統合のバランス、組織文化の変革
モチベーション理論
・マズロー:欲求段階説、4つの欠乏動機、成長動機。不可逆的。
・アルダファー:ERG理論。生存、人間関係、成長。同時に存在する。
・アージリス:未成熟=成熟理論。成熟へ向かう。職務拡大。
・マクレガー:X理論、Y理論。Yの高次要求へ。目標管理制度。権限委譲。職務拡大。
・ハーズバーグ:動機づけ=衛生理論(二要因理論)。満足を高める、達成感、承認、昇進に働きかける。職務充実。
・マクレランド:三欲求理論。達成、親和、権力。
・ブルーム:期待理論(努力→報酬)
・ローラー:期待理論(努力→業績→報酬)
リーダーシップ理論
・行動類型理論
・アイオワ研究:民主型リーダーシップ
・オハイオ研究:「構造造り」と「配慮」
・ミシガン研究:「参加型」、従業員志向型のリーダ
・状況適合論
・フィードラー理論:普通の状況は人間関係志向、好ましいとき好ましくないときタスク志向
・パス・ゴール理論:環境や部下の特徴に合わせ望ましいリーダーシップが変わる、欠けているものを補完すると業績と満足度が上昇
組織文化
・アドホクラシー文化:適応能力/起業家滝文化、外部環境に主眼。
・クラン文化:仲間的文化、メンバーの関与、参加が推奨
・マーケット文化:ミッション重視、売上など目標達成に重点
・ハイアラーキー文化:官僚主義的文化、秩序だったタスクの遂行
労働時間
・6時間〜8時間以内:45分以上、8時間超:1時間以上
・所定7時間に対する1時間の残業は、割増賃金不要(法定8時間以内)
関係性マーケティング
・ウェブルーミング:オンラインショップで類似品を比較検討し、実店舗で購入
・ショールーミング:実店舗で見て、オンラインで購入
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