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ブッダの心理学

昨年、コロナの事態になって、
ちょうど1年間がたちました。

この一年はいろんなことの対応に追われた一年でした。

コロナの実態もかなりのことが明らかになり
これからの新しい時代の方向性についての予想が
立つようになってきました。

世界の状況も、これまでとは様変わりして、
時代の流れも、すっかり変わってしまいました。

これからは全く新しい人間、新しい生き方
新しい考え方、新しい価値感が求められています。

これからの時代、これからの人生を
どのように生きていけば良いのでしょうか?

そんなときにひとつのヴィジョンをもたらしてくれるのが
ブッダの心理学です。

これはOshoが語っていたヴィジョンのひとつです。


これまでの心理学は動物の心理学や、
人間の無意識の心理学に取り組んできています。

動物の心理学というのは行動主義的な考え方で、
パブロフの犬などの動物実験で、
刺激と反応などの条件反射をもとに
研究されていた心理学です。

それは動物の行動の科学的研究に基づいたもので、
人間の心は置き去りにされました。

そして精神分析の分野ではフロイトやユングなどによって、
人間の無意識が心理学として研究されました。

それは主に精神的な病にかかった人たちや夢を研究することで
神経症や精神異常の原因を解明しようとするものでした。

そうすることで、精神的に病のある人を
社会的に正常とされる状態に回復させるのが目的でした。

それは、普通の意識に戻すための心理学でした。

では、ブッダの心理学というのは何でしょう?

ひとことで言えば、
ブッダになるための心理学です。

ブッダというのは、仏陀のように意識が覚醒し
目覚めた人のことです。

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仏陀は言いました。

「人々は夢(幻想)の中に生きている」と。

仏陀はなぜ悟り(覚醒)を求めたのでしょうか?

それは生老病死などの人間の苦しみを見て、
自分の未来の苦しみをそこに見たからです。

その苦しみから逃れるために、

何不自由のない王子の身分を捨てて
悟りを得るための修行の道を選びました。

そしてその悟りの境地を得ることで、
すべての苦しみから逃れることができました。

そして仏陀はその悟りによって得た境地と、
人間の四苦八苦などの全ての苦しみから
逃れるための道を説いたのです。

それは何かというと、

仏陀が悟りを得てわかったことは

人々がが苦しんでいるのは、
幻想や夢の中に生きているからで、

それらの無意識が人間の苦しみを作り出している、
ということでした。

その無意識から目覚めることによって
それらの人間の苦しみはすべてなくなる、
ということを、自分の体験を通して悟りました。

ブッダの心理学というのは

そのような人間の意識の可能性に目覚める心理学です。

Oshoは人間の意識には7つのレベルがあると
語っています。

私たちの普通の意識の下に
無意識、集合無意識、宇宙的無意識があり、

普通の意識の上に
超意識、集合的超意識、宇宙的超意識があります。

これまでの心理学は
無意識と普通の意識を扱っていますが、

ブッダの心理学は、
超意識以上の意識を扱います。

つまり、より意識的になり、より気づきを深め、
そうすることで、悩みや苦しみを超えていく
そのための心理学です。


これからの新しい時代のための心理学、
これからの新しい人間として生きるための心理学です。

そんな心理学に興味のある人は、
こちらをご覧ください。

OAU
えたに

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日程 2021年4月29日(木・祝)
時間 14:00~17:00

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日程 2021年年5月1日(土)~2日(日) 全2日間
時間 10:00~16:00

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日程 2021年5月4日(火・祝)~5日(水・祝) 全2日間
時間 10:00~16:00

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日程 2021年5月8日(土)
時間 14:00~16:00

会場 Zoom オンライン
講師 ラハシャ・フリッチョフ・クラフト博士

(パート1からパート4までそれぞれ別々に受講できます)

 詳しくはこちらまで


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