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真のパワーと偽のパワー

2ヶ月に一度開催されている、


ラハシャ博士のオンラインのZoomクラス。

10月は第3チャクラのテーマです。

第3チャクラのテーマというのは、

ひとことで言えば、
個の確立に関するテーマです。

人は成長過程で、
それぞれのテーマがあります。

それは7年周期で訪れると言われています。

第1チャクラのテーマは、

誕生してから7歳までです。

レッドのエネルギーとも言われます。

生まれた赤ん坊は、
「赤ちゃん」と呼ばれるように


レッドというのは、

サバイバル(生きていく)のための

生命エネルギーを象徴しています。

セックスエネルギーであったり、

肉体のエネルギーであったり、

グランディング(地に足をつける)エネルギー
であったりします。

現実社会を生きていく上での
基礎となるエネルギーです。

このレッドのエネルギーは

生活力として表現されたり、
セクシーな形で表現されたり、


肉体の健康や、バイタリティとして、

あるいは行動力として表現されたり、

いろんなふうな形で表現されます。

このエネルギーに優れている人は


お金儲けの才能があったり、

スポーツに優れていたり、

ものごとを実現していく能力に

秀でている場合が多いです。

それは、努力しなくても、
自然とそのようなことができます。


第2チャクラのテーマは

8歳から14歳までの時期に
発達すると言われています。

主に感情のテーマや人間関係のテーマです。

波動的にはオレンジのエネルギーで、

チャクラとしてはお腹の領域です。

感情的にフラストレーションになったりすると

食べ物でお腹を満たそうと思うのは、

そういうところに原因があります。

感情のエネルギーにストレスがあるときには、

本当は第2チャクラのエネルギーを
満たさなければならないのに、

それを食べ物で満たそうとしてしまうようです。

本来は第2チャクラの問題なのに、
それをダイエットでなんとかしようとしても
、
それでは本当には問題が解決しません。

その本来の感情のエネルギーの問題が解決されるまでは、
ダイエットもなかなか成功しないでしょう。


でも、あまりそういうことは
注目されないようです。

感情の問題や人間関係の問題は、
心理的な様々なテクニックがありますけれども、

第2チャクラの
エネルギー的な観点からも
見ていくことで、

より根本的な問題に対する理解を
深めていくことができるようになります。



そして、10月に開催されるのが

第3チャクラのテーマです。

エネルギー的にはイエローで表されます。
みぞおちの太陽神経叢のあたりです。

このテーマは、年齢でいうと、

15歳から21歳ごろに主に問題になります。

ちょうど思春期の反抗期の頃です。

実は、この反抗期というのは、

自己を確立するための大切な時期でもあります。

スピリチュアルな学びをしていると、

エゴとか自我を持つことは、
良くないことのように誤解されがちですが、

実は、この自我を確立する時期は、
個を確立する上で、とても大切な時期です。

ただ、問題は、

この自我の段階で
成長がストップしてしまうことです。

アメリカは典型的な例ですが、

ヨーロッパなどにおいても、

いかにこの自我を確立して、

その自我の欲望を実現するかということに

エネルギーを注いできています。

その結果、個人主義に基づいた
資本主義による文明を
作り出してきました。

その結果、
その限界と歪にが表面化してきているのが、

現代社会が直面している問題です。

それは、
自我の強さがパワーの源だと
誤解されていることです。


そしてその自我(エゴ)に基づくパワーが
誤用されています。

パワハラなどもその誤用の一部です。

パワハラが問題とされるようになったのは、


これまでのような、
自我(エゴ)に基づく偽りのパワーが
通じなくなっていることの兆候です。


このような自我の段階で
成長がストップしていまうと、


無意識のなかで分離の幻想(自我と他との分離)を
生み出していまいます。


そしてその分離の幻想から、
いわゆる「パワー・トリップ」が生まれます。


つまり、

ジャッジメント、非難、比較、競争、
劣等感、優越感、操作、犠牲者、暴君、
偽りの権威、暴力などによって、
偽りの自我を作りだし、

その偽りの自我を守ろうとします。


そうすることによって、

私たちの誰もが、自分を孤立させ、

あるいは自分を特別な存在にすることで
エゴ(自我)を成長させていきます。

その自我の確立については、


西洋の心理学では、
マズローの欲求5段階説が有名です。


マズローの欲求5段階説によれば、

人間の欲求はピラミッド状に、
底辺から
「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」
「承認欲求」「自己実現欲求」の

5段階になっていると考えています。

そのような欲求を満たすことで、
自我を満たし、自我を成長させていきます。


晩年、マズローは5段階の欲求階層の上に
「自己超越」の段階があると発表しました。

自己超越とはどういうものなのでしょうか?


それは自我の段階を超えて、
真のパワーにつながることです。

真のパワーとは、
自我に気づいている意識です。


意識(気づき)が第3チャクラに及ぶようになると、

私たちはエゴを超えた真の個性と知恵に
気づくようになります。


自分の内なる声と、
真の自分であることの喜びを
見いだすことができるようになります。


そうすることで、

自分のユニークさ、
あるがままであることの
パワーを
取り戻すことができるようになるのです。



OAU
えたに

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