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色の言語の 理解を深める 『LIVING ENERGIES⑤』

この記事は、2002年8月に発行された『LIVING ENERGIES Vol.5』からの転載の記事です。内容は当時のものとなります。

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※『LIVING ENERGIES Vol.5』は、こちらのサイトでお求めいただけます。

コマラ・ローデ

私はオーラソーマコースを長年教えてきていますが、その間いつも、私の生徒がコースを終えた後どうしているかということ、つまり、コースで習ったことをオーラソーマのコンサルテーションができるまでに統合して理解しているかどうかということに、多大の関心と注意を払ってきました。

そのなかで、多くの生徒が苦労していることのひとつは、コンサルテーションで選ばれた4本のボトルの色を言葉に翻訳する際に、スピリチュアルで知的な言葉に置き換えるだけでなく、目の前に座っている人の実際の人生の状況に関連させていくということです。

オーラソーマリーディングにおいて色の本質を解釈するということは、ただ単にワークブックで記憶した色の言語を思い出そうとするのではなく、それはまさに、私たちの内側にあるスペースから色を実感する経験です。つまり、自分自身の体で感じること、自分自身の目で人生を認識し体験したこと、自分自身の人生における全ての側面において理解し認識していることが大切になってきます。

そういう自分自身の体験と認識を通して、私たちは他の人の経験を、私たちの理解のプロセスへと取り入れていくことができるのです。私たちが内側から色を知ることができるようになるのはこの経験によるのです。つまり、色の経験を知的に理解するというにとどまらず、その内側のスペースから、私たちは色を自分の感覚を通して吸収し、感情的、心理的、行動的レベルで認識し、あるいは物質的表現、自分のまわりの環境などに自分の人生を反映するやり方から色を知ることができるのです。

色の言語の理解を深めるためのコースは、二つの連続したコースからなっています。これらのコースはあなたが色に関して知的に知っていることと、自分自身の直感と感覚を通して経験し始めるそのことの間のギャップに橋をかけることをめざしています。このコースは、あなた自身の色に関する意識の表現と、その色の言語を自分のやり方で自分のものにしていくやり方を見いだすのを助けていきます。

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最初のコースの「色の言語を深めるパート1」は、3日間のコースで、オーラソーマのファウンデーションコースで習った基本的な色彩の言語を、実際のコンサルテーションに生かしていけるように身につけていく、ということに焦点を当てていきます。
そこでは、どのようにして、そのコンサルテーションの瞬間に、その選んだ人との関連性を見ながら、色の言語を翻訳し、自分の内側の直感に結びつけていくかということに焦点を当てていきます。


2番目のコースの「色の言語を深める パート2」は、4日間のコースとなります。ここでは、色を行動的、心理的、精神的、象徴的ないしは物質的表現における色を見ていきながら、異なった意識のレベルでの色を理解していくことに焦点を当てていきます。ここでも、内側から色に対する自分の理解がわきあがってくるようになることで、インターミディエイトコースで習ったことと、他の人にコンサルテーションをしていけるようになることとのギャップに橋をかけるということをめざしています。


「色の言語の理解を深めるパート1」に参加するためには、オーラソーマのレベル1(ファウンデーションコース)の受講が必要です。「色の言語の理解を深めるパート2」に参加するためには、オーラソーマのレベル2(インターミディエイトコース)を修了していることが必要となります。

これらのコースはオーラソーマの「リニューアルコース」として認定されています。(修了者には、イギリスのオーラソーマアカデミーからの修了証が発行されます)

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色彩の言語を受講して(受講生からのコメント)

(パート1受講生 上野様)
このコースを学んで、今まで自分のボトルのリーディングがいかに断片的な知識をつなぎ合わせたものであるかを思い知らされました。オーラソーマの基本はやはり色であり、その意味を身体で感じて言葉に表すということは、できていそうで、実は暗記していた知識に頼っていただけだったといことがわかりました。このコースでは、コマラにリードしてもらいながら、カラーローズやチャクラマンを使って、何故その色がワークブックに書いてあるような意味を持つのかということを、グループで話し合い、想像力や直感を使って探求することで、色の言語を読み解く「コツ」を掴むことができました。「色の言語」の理解を深めることによって、オーラソーマの魅力を再認識し、今まで学んだことを、今度は本当の意味で自分のものにしていきたいという意欲がわきました。

(パート1受講生 森様)
「色の言語」を深く理解することができれば、ボトルを前にしたときに、ほんとうにそのボトルについて自分の言葉で語ることができるんだということに気づくことができました。ボトルにつけられた名前さえ、色の言語からつながっていけることには、心からの驚きと感動がありました。オーラソーマを学ぶうえで、何より大切で、しかもそれはとてもシンプルなものでした。

(パート1受講生 窪田様) 
色の言語のコースは、カラーローズとチャクラマンを使って根本的なところから色を分析していくので、それぞれの色のオーラソーマによる色の原理が分かります。そこからワークブックの色に関する言葉を見ていくと、それらはすべて色の言語から理解することができ、今までなじめなかった表現も自分の言葉として使えるようになりました。

(パート1受講生 上泉様)
「色の言語の理解を深める」というコースを受けて、シンプルでいること、そして心で感じることを思い出しました。頭で考えた言葉ではなく、感じる言葉。色からのメッセージを心で感じ、それを自分の言葉で翻訳することです。自分が体験し、経験したことから生まれてくるロゴスです。・・・身近にある色に気づき、そこからメッセージをシンプルに心で感じることが大切だと思いました。そして、何かに書いてある文字を思い出すのではなく、その色を見た時、その色のメッセージをありのままに受けとめ、心から生まれてきた言葉で翻訳することが沢山の可能性を導いてくれると思いました。
 

Love&Light 山川 あずさ様
コマラさんのファンデーションコースを受講しました。その中で「色彩の言語」についてかなり時間を割いて生徒の理解を促しているのを見て感じることがたくさんありました。
最も驚いたことは、オーラソーマに全く初めて触れる生徒たちが、コースの3日目に入いった時点で「色彩の言語」のもっとも基礎的な部分の知識と理解だけを用いて、自分の言語を通して、実に端的なリーディングが出来るようになっているという点でした。この教え方の優れている点は知識だけの理解としてではなく、人間の意識の変容のプロセスと色の関係をストーリーのように体験的に感じることで、生徒が色についてより深い理解を内側に持つことが出来る点にあります。

また、生徒が3つの原色についてじっくりと理解をすることに時間を十分にかけていきます。それによって原色を混ぜ合わせてできる第2・第3の色については、その構成する第1の色の理解という基礎にのっとってそれを発展・応用させていくことを通じて生徒の中に自然に深い理解が生まれ、ティーチャーが色の意味を示唆する以前に生徒がそれを理解しているということが起こります。これはほんとに驚くべきことだと思います。

かつて私がファンデーションコースを受講したときには考えられないことです。それは、テキストにある美しい言語の羅列を意味もわからず暗記することがオーラソーマの入り口と信じていた私にとってたいへんな驚きを伴っているのです。

「色彩の言語」の素晴らしい点は、もっとも基本的な色の言語を理解することによって誰でもが色を通して意識の深い部分を理解できるようになる点にあります。オーラソーマのたくさんのイクイリブリアムについても「色の言語」というシンプルな理解があればそのボトルの持つ意味が深く理解できるのです。決して特殊な才能が必要なわけでもなく誰でもが基礎をきちんと理解していれば、オーラソーマの中で的確なリーディングを提供していくことが容易にできるようになります。

今回もっとも感動的だったのは、何にも知らないイクイリブリアムの一本一本について生徒がほとんど全員その意味を説明できたということです。カラーローズやチャクラマンの大切さをひしひしと感じながら、自分が教えるコースの基礎をもう一度しっかり確認できたことをとても嬉しく思います。


コマラ・ローデ

コマラ プロフィール
コマラはマイクブースのもとで、イギリスのオーラソーマインターナショナルアカデミーのデヴ・オーラでのオーラソーマコンサルタント及びティチャーとしてのすべてのトレーニングを終了しました。彼女は最初のオーラソーマのティチャーであり、オーラソーマのアドヴァンスコースまで教える資格を持っています。また彼女はドイツにおいてヒーリング・プラクティショナー、及び精神療法家としての資格を持っています。カバラの「生命の木」に対する理解も深く、オーラソーマの各コースでの明晰な教え方はオーラソーマの理解を深めてくれることで定評があります。「色の言語」がオーラソーマの基礎であるという理解のもとに「色の言語の理解を深める」コースを提唱しています。
現在は、サウンドヒーリングのサウンドレゾナンスの創始者として、サウンドレゾナンスを教えている。(https://soundresonance.jp/)
また、スタンフォード大学で開発された「コンパッション育成トレーニング」(CCT)の公認インストラクターとして、CCTを日本ではじめて教え、CEJ(コンパッション・エデュケーション・ジャパン)の共同創設者としても活躍している(https://compassioneducation.jp/)

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