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OAUマガジン 5号

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仕事のことや家のこと、毎日忙しい私たち。大人たちはいったい、どんなことをして「遊んで」いるのでしょうか? ふしぎなことに、遊びの取材をしているうちに、こちらまでどんどんプレイフル…
このnoteでのOauマガジンは、すでに出版されているOauマガジンのWEB版です。 既刊(紙媒体…
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#鎌倉

be here かまくら③ cafe坂の下

江ノ電・長谷駅から歩いて8 分ほど歩いたところにある「cafe坂の下」はロケ地としても有名な鎌倉随一の古民家カフェ。一見みつけにくい立地にも関わらず、ここでしか味わえない絶品パンケーキをもとめて、日々遠方からも客足が絶えない。 パッチワークのような唯一無二の空間 「古民家カフェ」の先駆者とも言える存在の「cafe 坂の下」が築80 年を超える日本家屋を改装し、オープンしたのは2007 年のこと。引き戸を引いて店内に足を踏み入れると、古民家の趣きはそのままに、和洋折衷のアンテ

be here かまくら④ 風と笑顔を届ける人 ―人力俥夫・木村泰貴さん―

人気スポットを人力車で巡るのは、鎌倉ならではの楽しみ。俥夫さんがさっそうと街中を走り、観光ガイドはもちろん、記念撮影をしたりと、特別なひとときを提供してくれる。心地よい風や香りを感じながら、高い目線から広がる鎌倉を眺めれば、人力車でなければ知ることのできない場所や風景、ストーリーが展開する。 鎌倉で人力車の俥夫として活動している木村泰貴さんには、もうひとつの顔がある。ヒップホップダンスのパフォーマー、インストラクターであり、イベントやワークショップなども運営している。

be here かまくら⑤ みんなの駄菓子屋「たい焼き なみへい」

鎌倉駅西口から御成通りを抜け、長谷に向かう由比ガ浜大通りは、のどかでローカルな雰囲気が魅力。そんな空気に馴染んで佇むのは、ちょっと懐かしいレトロな店構えの「たい焼き なみへい」。観光客はもちろん、0 歳児から80 歳を超えるおじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い世代の地元住民に愛されるお店だ。  「なみへい」のたい焼きは、鯛の形をした鋳型で一匹ずつ焼き上げる。最近では愛好家たちに「天然もの」と呼ばれている昔ながらの焼き方だ。つぶしあんや抹茶あんなどの定番に加え、季節限定など