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Tableauとの出会い

地方私立大学に勤務するHorikawaです。
長く教務関係(履修、成績、学籍管理等)の業務を担当しています。また、IRも兼務しています。
今回、Tableau DATASaberなるものご紹介いただき、2023.11月~仲間たちと絶賛チャレンジ中です。この機会にTableauとの関わりについて書いていきたいと思います。

大学を取り巻く環境

大学では、「IR」という言葉をよく耳にします。

*IRとは?
Institutional Researchの略。高等教育機関において、機関に関する情報の調査及び分析を実施する機能又は部門。機関情報を一元的に収集、分析することで、機関が計画立案、政策形成、意思決定を円滑に行うことを可能とさせる。また、必要に応じて内外に対し機関情報の提供を行う。

※文部科学省「教学マネジメント指針」用語解説(令和2年1月22日大学分科会)

2012年度あたりから、日本の高等教育に関する政策において、IRに関連する事項が見られるようになり、各種補助金事業においてもIRが要件ないし公募対象となり、大学の間で急速にIRが普及し始めました。

本学のIR活動

当時の補助金事業の要件の一つが専門部署の設置。
本学も2015年に「IR室」が設置され、私も兼務として配属されました。
といっても、業務といえばほぼ補助金対応だけで、本来の意思決定を支援というところまでは至らず・・・。アンケートを取って、設問ごとの単純集計が中心の報告書を作成することに注力していました(しかも、ほぼ「円グラフ」!)。
そんな中、2019年に田尻先生(Tableau Academic Ambassador)が本学の情報・IR担当学長補佐として着任を期に本来のIR活動への体制整備が加速したのです。

Tableau Online 導入(2020年~)

まず、2019年は他大学を訪問・ヒアリングし、情報収集。ところが、大学の文脈ごとに全てが違う(DWH、BIツール、費用、実働人数等…)。
であれば、本学のような小規模大学でも実現可能なIR活動は?TCOは?と検討し、2020年度から「Tableau Online(現Tableau Cloud)」を導入しました!

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恥ずかしながら、DATASaberにチャレンジして、あらためて理解できたこと。Tableauって、Prep, Desktop, Onlineの「IR」にとって必要なものが揃っている本当に優れもの!!そして、ライセンスもしっかりと役割が分れているってこと。
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今後、書いていきたいこと
「Tableauで何してる?」
「全1年生がTableau Desktopを利用!」



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