見出し画像

【マガジン・エイトデイ】宝珠を受け取るディッセンバー

2023/12/08

宿を一棟借りる
大事な人を迎えるために
世話になる宿に感謝を伝えながら
宿を清める。

迎え入れる衣服を纏う。

その人々を思い、食材を集める。
食材と対話しながら
どんどん形を変えて
調理する。

宿の風呂に湯を注ぐ。
歓迎の足湯の用意。

その土地の空気に触れて、混ざって
大事な人たちと時を重ねる。

時空は日常と切り離され
そこにいる人々で暮らしを営む。

のうごうゆにわという
オンラインサロンのサービスの
一部でこのようなイベントを催した。

少し眠った私たちは
煩わしいと感じている
脳内のザワザワから
一旦距離を取ったもので
今までと同じように
ザワザワする方法を
見つけられないでいる。

もう、同じ暮らしには戻れない。
もう、宿を訪れる前のわたしには
戻れない。
戻りたくはない。

そのくらい強烈に宿において
自分の醸し出す営みが、
好きでたまらなかった。
本来の性格を取り戻したような感覚。

宿の中で、
誰かをコントロールしようと
作用するわけでなく、その界隈の
イライラもない。
至って穏やかである。

段取りや効率よりも
心地よいを優先する。
成果が後者の方が充足感を
感じることを体感する。

ここにいてゆっくりしていていいと
安心していられるので不安はわかない。

目で捉えようとせずとも、見え
耳をすませて様子を伺う重要性を
感じず、口から発することは
思考をはさまずさらさら生まれる。
その時の声はともかく心地よい。

手は全てのものを貴重品として扱い
足は踵に重心を乗せずふんわり軽い
身のこなしに、たおやかさや余白を
感じる。

2024年の縮図が
その時間には詰まっていて
これを伝えていくのだなと
受け取る。

わたしの手に今、宝珠がある。

頭のどこかがボーっとして
竜宮城の帰りの浦島太郎は
こんな感覚だったのではないだろうか。

おそらく宝珠はずっと手のひらに
あったのだろうけれど、もくもく
煙が晴れてようやく気づいた。

そんな宝珠をみんなが受け取る
オンラインサロンをやります。

まずは、そのための安心安全な場所。
受け取る前に余白をつくる。
遊びながら受け取る。

どんどんわたしを整えて叶える。

…足も、絵も、のうごうゆにわも
アプローチが違うけども
やってることは一緒なんだわ。。

3方良しで参ります。

では、また。

果歩

(宝珠: 意のままに願いをかなえる宝)
リニューアルのため対面セッションを
12月までで一旦おやすみしますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?