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透明ブックカバーの選び方

透明ブックカバーの材質は、大きく3種類に分かれます。

【1】OPPやCPP等のPP製
【2】クリアファイルの材質であるPP製
【3】軟質PVCや軟質塩ビ、塩化ビニール等のPVC製

【1】OPPやCPP等のPP製

薄いフィルム製です。
材質の厚さは、0.03mm~0.04mm。
#30は 、0.03mm。#40は、0.04mm。
薄いため、長期間の使用には耐えません。
短期的な汚れ防止程度か、保管用(本棚に入れたまま)に相応しいです。
単価は、抜群に安価です。
有名なブランドとしては、「コミック番長」がこの材質です。

「OPP製」
透明度が高く、光沢が有る。
硬いフィルムの為、接合部は、強く引っ張ると、裂けやすい。
最も安価です。

「CPP製」
透明度は、OPP製より少々劣る。
OPP製よりも柔らかく、少々伸びる材質の為、引っ張っても裂けにくい。
OPP製よりも、1.5倍程度料金が上がります。​

有名なブランドとしては、「コミック番長」がこの材質です。

コミック番長

【2】クリアファイルの材質であるPP製

クリアファイルと同じ材質ですので、材質自体は丈夫です。
0.2mmと、厚い材質です。
OPP製、CPP製とは、異なる製品です。
(プラスチックとしては親戚の様なモノですが)
伸びない性質から、角をぶつけると、割れたりする場合が有ります。
接着部分は、強い力で裂ける場合が有ります。
硬い材質の為、収めた本へのフィット感は低いです。
(膨らんで広がろうとする力が働くため)
接着部分が太い為、収めた本よりも、極端に大きなサイズになる場合が有ります。
クリアファイルが、安価に流通している事から、安っぽいイメージがあります。

【3】軟質PVCや軟質塩ビ、塩化ビニール等のPVC製

一般的には、ビニール製、塩ビ製と呼ばれている材質です。
材質は、透明タイプや、梨地クリア(曇りガラスの様な透け感)が有ります。
厚さは、0.15mm~0.3mmと、OPP製・CPP製の5倍以上の厚さが有ります。
軟らかく伸びる材質ですので、丈夫で裂けにくいです。
接着部分は、高周波により分子構造ごと接合させますので、引っ張り強度は、OPP製とは比較にならないほど高いです。
軟らかい材質の為、収めた本へのフィット感は高いです。
接着部分は、細い為、収めた本よりも、極端に大きくなりません。
毎日使用する本の保護や、長期間の使用を目的とする場合は、この材質一択です。
書店にて、透明ブックカバーに収められた状態で売られている本(レシピ本等)のブックカバーは、この材質です。

生地の種類「透明」

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生地の種類「梨地クリア」

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上記のPVC製ブックカバーは、以下で、購入可能です。
A5判、A6判、パスポートサイズなど、数多くのサイズが有ります。

生地の種類「透明」 ブックカバー通販(株式会社オークス)

生地の種類「梨地クリア」 ブックカバー通販(株式会社オークス)

PVC製(ビニール製)の透明ブックカバーについて
更に詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。




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