ビニール製(PVC製)、透明ブックカバーの選び方
PVC製とは、一般的に、ビニール製、塩ビ製と呼ばれている材質のブックカバーです。
※OPP製、CPP製、PP製のブックカバーとは、異なる材質です。これらの違いについては、以下をご覧ください。
透明ブックカバーの材質は、透明と梨地クリアに分かれますが、更に、移行性と非移行性に分かれます。
【1】透明ツヤについて
【2】梨地クリアについて
【3】移行性と非移行性について
【1】透明ツヤについて
透明でツヤの有る材質です。
透明度が高い為、収めた本の表紙をクッキリと見せたい場合は、こちらです。
摩擦による傷が付きにくいです。
【2】梨地クリアについて
曇りガラスの様な透け感の材質です。
収めた本の表紙は、少々曇った見え方になります。
透明ツヤよりも、ベタ付きが少ないです。
透明ツヤよりも、1~2割程度高額です。
【3】移行性と非移行性について
標準のPVC生地
インク汚れ付きやすい材質です。
つまり、収めた印刷物の表紙のインクが、ブックカバーに付着しやすいという事です。
(難しい話ですが、可塑剤の移行による影響)
非移行性のPVC生地
可塑剤の移行を抑える処理が施された生地です。
完全にインクの付着を防ぐことは出来ませんが、標準のPVC生地と比較すれば、インクが付きにくいブックカバーになります。
どちらの生地も、見た目は変わりません。
透明ツヤ、梨地クリア、両方とも生地は生産されています。
非移行性のPVC生地の方が、1~2割程度高額です。
非移行性のPVC生地を使用した透明ブックカバーは、以下で購入可能です。
B5判、A5判、A6判、パスポートサイズなど、数多くのサイズが有ります。
生地の種類「透明ツヤ」 ブックカバー通販(株式会社オークス)
生地の種類「梨地クリア」 ブックカバー通販(株式会社オークス)
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