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[Oaiko]その感激と記録 interview

2023年3月26日に1st mini album『身の程を知れ』を新レーベル「Oaiko」からリリースした、その感激と記録にインタビュー。5月13日に下北沢近道で開催する、Oaiko主催のライブ「Oaiko vol.3」にも初出演。

・来歴

2021年5月に結成,東京のロックバンド。
音楽レーベル「Oaiko」所属。
2021.10.31 1st single『hare』Release
2022.06.23 2nd single 『ウエスト』Release
2023.303.26 1st mini album『身の程を知れ』Release

結成当初から今作のミニアルバムリリースまではGt.Vo.中西りかにサポートメンバーを加えた形で活動していた。
ミニアルバムのリリースと同時に山北と牧野の加入を発表し、現在は3人の正規メンバーにサポートドラマーをお迎えする形で再活動。

・メンバー紹介


中西りか(Gt.Vo.)


山北せな(Gt.)


.牧野渓太(Ba.)

・INTERVIEW

バンドの結成、加入について

・結成、加入のきっかけを教えてください。

中西「結成時期は、私が大学2年生になった時でした。
それまでは 35's Town という3ピースのバンドを少しやっていました。
高校卒業から1年ほどで解散したので本当に少しですが、、(笑)
色々な経験をした濃い期間だったので、良き思い出です。解散の理由はシンプルに音楽活動としての方向性の違いが露呈してしまったことでした。 そういう経験から、今度は自分一人で好きを追求していきたいと思うようになって、その感激と記録を作りました。」

山北「中西と高校が同じだった繋がりで、このバンドを始めるタイミングでサポートギターを頼まれた。 1年半くらいずっとサポートしてたら加入してた。」

牧野「去年の5月からサポートをしていました。共に制作をする中で書かせてもらっていた新しい曲たちが好みだったこと、メンバー感の雰囲気が良かったこと、着いていきたいと思えるボーカルだと感じたため加入を決めました」

・その感激と記録という新しいバンド組み、それを一人でやっていく事に関しての気持ち、こんな音楽をやっていきたいという様なコンセプトや考えはどのようなものがあったんでしょうか?

中西「バンドを始める時は、やりたいからやるというより、やらなきゃっていう使命感が原動力でした。その時は周囲に支援してくれる人がいたので、なんとなく出来るかもという気持ちが芽生えていました。あとは前のバンドを応援してくれていた人たちが少しは続けて応援してくれるのかなっていう想像もありましたが、そのあたりは今思えば少し舐めてたなっていう感じです。」

「音楽面に関しては、はじめから目指す音楽性は持っていませんでした。やりたい音楽って、日々色々なものに触れて視野が広がるとコロコロ変わっていっちゃうと思っています。私は結構そのタイプです。なので、こだわり抜いたコンセプトを定めずに、その時やりたいと思った音楽をやって、躊躇なく出し続けて、とにかく切実にもうバンドを終わらせたくないって思っています。こだわらずに純粋に音楽を楽しんでいる人たちってかっこいいなって思うので、そうありたいという理想はあります。」

・音楽をやる上でのルーツや、音楽性的な部分で影響を受けたアーティストを教えてください。

中西「ルーツは紛れもなく BUMP OF CHICKEN です。自身が中学生の時、「WILLPOLIS 2014 FINAL」が開催された東京ドームの景色は今でも忘れられません。また、今現在影響を受けていると言えるのは、国内アーティストでいうと uri gagarn です。あとは海外のオルタナを日常的に漁って聴いているという感じです。Wang Wen(惘闻)、Sparrow(文雀乐队)、Gatsby in a Daze(晕盖)あたりが大好きです。」

牧野「個人的に影響を強く受けたアーティストはtold」

山北「ギターを始めたきっかけはKANA-BOONです。」

・今回のリリース含め、「その感激と記録というバンドの良さ」は何だと思いますか?

中西「その感激と記録の良さは、トレンドや固定観念に流されない音楽性であるところだと思います。音楽以外のところでいうと、メンバーみんながコミュニケーションを楽しめるタイプなので、「好き」の共有で輪を広げていけるところは面白いところかなと思います。多分、、」

山北「音楽性の割に歌がうまいところです。」

牧野「楽曲の所々で気持ち良い部分が沢山ある。ボーカルの声。仲が良い。」

1st mini Album「身の程を知れ」について

・今回の1st mini Album「身の程を知れ」について、気に入っているところなど、教えてください。

中西「ミニアルバムの曲は全部気に入っていますが、特に作れて良かったなと思うのは drop by drop(以下dbd)です。なぜなら、dbdの聴きどころはコーラスだと自身で思っていて、このコーラスワークに納得がいっているからです。今までは素直な曲しか作ることができなくて、コーラスを主軸にした曲はできたことがなかったのですが、dbd はコーラスがまず土台としてできていて、それに歌をのせていって、という流れでできました。合唱曲が好きだということも少し影響しているかもしれないです。」

牧野「走色。気持ちい。」

山北「走色。めっちゃいい曲だと思う。」

・アルバム制作にあたって、全体の構成として意識していたことなどはありますか?

中西「作ろうと思ったきっかけは、思想が溜まりすぎてそれらを消化しないと頭がおかしくなりそうだったからです。世の中の色々な問題に対して、受け止めて自分なりの答えを導き出さないと気が済まないので、そういうのを歌詞に落とし込んでいます。別にわかって欲しいとかそういうのじゃないですけど。
とはいえ誰にも解釈されないのも悲しいので、どこかで深く見てくれる人がいたら嬉しいです。」

・バンドの今までとこれから

・2021年に結成し、バンドとしてコロナ禍でどう活動していったのでしょうか?

中西「私は正直、自身の音楽活動においてコロナウイルスに影響を受けたと感じたことはないです。というのも、私が本格的に公に出て活動をするようになったのは高校を卒業してからだったので、コロナ流行以前の音楽業界のプレイヤーとしての常識を知りきれていない感があるんですよね。シンガロングとかで盛り上がる感じの音楽性でも無い気がしますし、、。なので「コロナ禍じゃなかったらできたのに」と思うようなことも特に無いですね。マスク着用がなければお客さんの表情が見えてもっとなにかがいい感じになるのかな〜みたいな想像はしますが。質問に答えていなくてごめんなさい、、(笑)」


・ライブ・音源のリリースなど、今後のバンドの活動についての方針や目標などありましたらお教えください。

中西「リリースの予定は今のところありません。現時点では、メンバー間でそれぞれのライフを尊重し合いながら気ままに音楽を楽しみたいという気持ちが強いです。そして自分の「好き」を追求することができた時に、それを誰かに共感してもらえたら幸せです。 目標・・・uri gagarn と対バンしたいです!」

牧野
「周りに流されず、自分達が今やりたい音楽を好きなようにやります!」

山北「気ままにやれたらいいと思います。」

「Oaiko vol.3」について

・最後に、今回の「Oaiko vol.3」で対バンについての印象など、教えてください!

牧野「The Over Sensationは最近周りでカッコいいって言う声をよく聞いてて見てみたいと思ってたので楽しみ!!、うん、楽しみ!」

山北「tiny yawnはライブを見るのは初めてですが、新譜も含め昨年すごく音源を聞いていたバンドなので楽しみです。
soccer.はスリーピースの頃のライブは過去に拝見していましたが、SNSで流れてきたフォーピース編成のライブ動画が凄く良かったのでこちらも楽しみです。The Over SensationはそれこそOaikoのシンマチダに以前からおすすめされていて、今年に見たライブも凄くかっこよかったので共演できて嬉しいです。」

中西「今回は対バン経験のあるバンドがいないので全バンド同じくらい楽しみです すみません…」

[info]その感激と記録

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・ライブ物販
・通販「Oaiko shop」
にてお買い求め可能です。
※Oaiko Shop:https://oaiko.official.ec/

1st single『hare』
2nd single『ウエスト』
1st mini album『身の程を知れ』


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※過去作品全て配信中

Music Video


About Oaiko

「Oaiko vol.3」

Ticket:https://tiget.net/events/239897

2023.5.13 (Sat)
下北沢近道 『Oaiko vol.3』

open/start 17:30/18:00
adv/door ¥2900/¥3,400(+1D)

その感激と記録
soccer.
tiny yawn
The Over Sensation

--and more +2 band--

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