見せかけ、シミュラークルは、美しい魂を破壊するものである。差異には、同一性に引き寄せる偽装の差異と、否定へと向かわない純粋な差異があり、この純粋差異が見せかけ、シミュラークルという力を借り、否定的な偽装の差異を破壊するというのだ。(ドゥルーズ『差異と反復』はじめにの読書メモ)