認識の2つの様式〜意識のスペクトラム

◆第2章 Two mode of Knowing 120
In a word, we will have to move from the dimness of twilight knowledge to the brilliance of daybreak knowledge—if we are to know Reality, it is to the second mode of knowing that we must eventually turn. Enough is it now to know that we possess this daybreak knowledge; more than enough it will be when at last we succeed in fully awakening it.

The Spectrum of Consciousness  意識のスペクトラム

内容感想
認識には二つのモードがある。知性による認識(左脳)、直観による認識(右脳)、カントで言えば、悟性と実践理性か(まだ勉強中)、二つのモードは、分離されているので、禅が示す実在のモードはつかめない、分離したまま、それがデカルト以来の思考である。
著者は、左脳と右脳の思考が喧嘩してもダメ、意識はスペクトラムで、グラデーションなのだと。唯物論は唯心論を責め、自分の正当性を主張するが、全部、スペクトラムの一端である。したがって、意識を部分で見るのではなく、スペクトラム、帯で見る必要があると。電磁波のような隠喩をつかって説明、やっと2章まで読み終えた(12/3/23日)。


今は、3/31/24日、3ヶ月、経過しており、引続き遅々ながら読んでるが。いつ一冊読み終えるのか、と。河合隼雄氏が、この本に言及していた。『宗教と科学の接点』だ。この本は、意識のスペクトラムの知見をベースに書かれてあるようだとも思った。

英文解釈
It is enough now to know that we possess this daybreak knowledge.
It is now enough to know that we possess this daybreak knowledge.
be動詞の後ろか?

It will be more than enough when at last we succeed in fully awakening it.
名詞/形容詞/副詞/動詞/節の前で使い、「~以上で、十二分に」

自動翻訳(Google,DeelL)
一言で言えば、私たちは黄昏の知識の薄暗さから夜明けの知識の輝きに移行しなければならないでしょう。もし私たちが現実を知ろうとするなら、最終的には第二の認識モードに移行しなければなりません。 私たちがこの夜明けの知識を持っていることを知るだけで十分です。 ついに私たちがそれを完全に目覚めさせることに成功したとき、それは十分すぎるほどになるでしょう。

一言で言えば、私たちは黄昏時の薄暗い知識から、夜明けの輝きに満ちた知識へと移行しなければならないのだ。現実を知ろうとするなら、最終的には第二の知の様式に向かわなければならない。この夜明けの知識を持っていることを知るだけで、今は十分だ; 最終的にそれを完全に目覚めさせることに成功したときには、もっと十分なものになるだろう。