モテる男の会話には「過去の後悔・未来の不安、過去の自慢・未来の妄想」がない
梅田王子です。
今回は、女性は将来を見込める男にどうしても魅力を感じてしまうというお話をしたいと思います。
以前、女性が男性にセックスを許すのは、その男性への投資の意味があるというお話をしました。
女性は、将来が期待できる男をみつけ応援しようという気持ちが出てきたとき、セックスという行為を通じて女のエネルギーを与えて、より男性に強くなってもらおう、もっといい男になってもらおうと、女性からのアプローチというか、私を抱いて欲しいという思いを抱くというものです。
そうなると、必然的に将来が期待できる男に多くの女性が集まるわけですから、これがモテる男の正体ということになります。
将来が期待できる男に女性は魅力を感じる
では、女性は男性に自らの女のエネルギーを与えてどういうリターンを期待するかというと、安全保障です。
水、食料、エネルギー(男性からの愛)、場所、そう言った、生命を保証するためのリソースです。
動物でも、モテるオスは一般に美しく、強いです。人間も、美しく、強い男がモテます。
しかし、人間の場合は他の多くの動物と違って一概に「美しい・強い」だけでは、将来の安全保障には繋がりません。
なぜでしょうか?
それは、「将来の」という部分に秘密があります。
人間の場合、他の動物と比べて、出産適齢期から死亡までの時期が極端に長いのです。一般に人間は20歳〜30歳が生命体としての出産適齢期とされていますが、その後20年は子育てに拘束され、さらにその先40年以上、お世辞にも出産適齢とはいえない状態で人生の大半をすごすようにできています。
ですから、人間の場合は、出産適齢期の今この瞬間だけではなく、向こう数十年にわたって「美しく、強く、あり続けられる」男が、女性にとって最も魅力的ということになります。
そのため、このような将来が見込める男でなければ、人間の女性は魅力を感じることはできないというわけです。
年上が好き!は理にかなったアプローチ
よく、男性でいうロリコンのように、女性にもおじさんが好きという年上(しかもかなりの)好きがいることは聞いたこともあるかもしれませんが、生物学的にも、年上でありながらも魅力的であるということは、それだけ生物としての強さの証と言えるからと考えられています。
この場合、人間特有の民俗性や社会性もあいまってきますが、モテる男とは、結局のところこれからも美しく、強くあり続けるであろうという期待を女性に抱かせることができる男、そして年長でありながらも美しさ、強さを維持し続けている男に、女性は集まり、セックスという投資を行うのです。
自慢話がモテない理由
少し抽象的な話をしたので、具体的なモテテクニックを紹介したいと思います。よく、自慢話ばかりする男はモテないと言いますね。男でも聞いていてうざいのですから、女性なら尚更なのでしょうが、モテという観点からは自慢話はすでに過去の話で、何ら将来の期待を抱かせる要素がないからということが言えます。
そして、今いい会社に勤めている、今いい給料をもらっている、今いい車に乗っているという自慢話も、男性が思っている以上に女性からのウケは悪いです。これも、「今は」いいかもしれないけど、明日会社が倒産するかもしれないし、明日会社をクビになるかもしれないし、もしかしたら事故にあって今まで通りの仕事ができなくなって結果として稼げなくなるかもしれません。
そういう要素を考えられる賢い女性なら、今の自慢話も大して魅力的には映らないのです。
モテる男の会話術
では、モテる男というのはどういう話をするのでしょうか。それは、将来の話です。しかも、ポジティブに。
モテる男は、いい意味でも悪い意味でも、女性に将来を期待させるような言動を貫いています。
「今日より明日はもっといい、今日僕と知り合えた君はこれからどんどん幸せになっていく」
こういう歯の浮くようなセリフを平気でぶつけていきます。
そこまではしなくても、「いつかUSJに行きたいね」ではなく、「今年の8月はUSJ行きたいね」と、具体的なスケジュールを想像できる話し方をします。
デートが終わった後も、
今日はイタリアンだったから次はお寿司にしよう!
今日は仕事帰りだったから次は週末にデートしよう!
今週は生理だったから来週はエッチしよう!
など、きちんと具体的なイメージができる、脳内にそれを再現できる話し方を徹底します。
モテる会話術とは、このように将来を具体的にイメージできる話し方で、それがポジティブで早くその時が来ないかなと期待を抱かせる話し方を言うのです。
負けたらどうするなんて気にしない
そして、それは結果として女性に将来の安全と幸せを保証することだから、仮にそれが現実ならなくても、そのように思ってくれた、そしてそれを言葉にして伝えてくれたことで、女性の心の中ではすでにお寿司も食べたし、週末にデートもしたし、エッチもしちゃったことになったも同然なのです。
「いや、でも、本当にそうならなかったら無責任だし、なんたら、かんたら、、、」
こんな正論を考えているようでは、女性は魅力を感じてはくれません。
「もしコケたら、もし負けたら、(ウジウジ)」
こんなことを考えているプロスポーツ選手には人気が出ないのと同じように、明るい将来を感じさせる男になることがモテる最大の秘訣であり、それに向かって堂々と宣言できる男らしさで、女性はあなたのことを素敵と思い、好きになり、セックスがしたいと思うようになるのです。
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